いつも書く事と少しだけ趣旨を変えて、かつて見た夢の話を書こうと思う。
ただ一つ一つはあまりにも長くて書ききれないはずなので、こんな夢だった、程度に書く。勿論全てではないけれど堪忍して頂きたい。
ある時は鳥居の向こうにある山を登ったりするもの、
ある時は終わらないクリスマスの中で生きる嫌われ者のサンタだった事、
ある時はどこか遠い、何となくヨーロッパ辺りの国の裕福な人間の世話をする執事になっていたり、
山の上にある寂れた遊園地のような場所に行ったり、
夜の深い時間帯の中坂道を走り抜けたり、
日帰りを条件に亡くなったはずの父方の祖母に自転車に乗って会いに行く夢だったり、
白い女の子をお父さんのいる場所へ連れて行ったり。
覚えているだけで書ききれないがたくさんの夢を見た。
どれも印象深く、あと非現実的なのにも関わらず妙に現実味があった事、
怖いというよりどこか悲しい気持ちになったり郷愁を感じるものだった。
ただ、現実味については実際の場所にそっくりな場所が出てきたり、亡くなった人も含め皆本当に生き生きとしていたからなんだと思う。
…出てくる人の殆どは面識が無かったりするけれども。
あと、奇妙な事に場所も時間も違うはずの夢で、蓮池やたくさんの蓮の花、花畑が出てきた事と、何故か故人や一目見て「ああ、この人(子)は亡くなっているんだな」と分かる人が出てきた事や墓所。
どういう訳なのか、自分の見る鮮明な夢は必ずと言っていいくらい死と関わりがある。と言うか死やあの世を思わせる場所とか出てきたりする。
ただ、ただ。そういう夢を見て毎回思うのは悲しい癖に幸せであり、そちらに行きたい・残りたいと思うくらいだ。
気持ちの悪い独り言みたいになって申し訳無い。
ここまで読んでくれたのなら、ありがとう。見知らぬ優しい人。