本当は守られたかった。
親に、先生に、友人に。
誰かに守られたかった。
愛と片の付けられた、
精神的・肉体的な苦痛なんて
知りたくなかった。
耐え抜いて生きた結果で、
弱者を守るべきと称される程
強い殻を着たくなんてなかった。
誰にも弱さを見せられない程に
弱くなんてなりたくなかった。
他人に強いと勘違われて
頼られて、
本当の私を言えなくなって
弱さを出せないなんて
悪循環に引きずり込まれる。
誰もかれもを嫌いになる程、
信じられなくなる程、
塗り固めた人間になんて
なりたくなかった。
私は、
皆と同じように普通で、
本当は他人を守る余裕なんてない程に
弱くて、
心だって脆い。
他人の相談・愚痴なんて
聞く義理も、飲む余裕もないのに
いつも無理に押し込まれて、
言ったって行動に出ないくせに
解決策を求められたり、
頭がいつだってキャパオーバーしてる。
思考をまとめる為に
書き殴り散らかした紙々が
常に私の部屋の一角を
占拠している。
こんなことばっかりだから
定期的に壊れる。
私のせい?
悪いのは私?
私の生き方は私の中では
間違ってる。
間違ったのは私。
間違わせたのは周り。
かな?