自傷とは必ずしも悪い事なのだろうか？心は「辛い、苦しい、悲しい、助けて」と言っているのに、表から見ると笑顔で大丈夫と言っている

自傷とは必ずしも悪い事なのだろうか？

心は「辛い、苦しい、悲しい、助けて」
と言っているのに、表から見ると
笑顔で大丈夫と言っている。

世間の目とか普通という概念のせいで
顔と言葉に意思を乗っ取られる人も
世の中には居る。

私は過去に自傷癖を持っていた。

当時、どんなに仲の良い友達にでも
私が自傷行為を行っている事は
必死で隠した。

当時の私が今の私に宛てた手紙には、
「自傷行為が悪い事だとは解っている、
やめなければいけない、
バレたら嫌われる、
私はこんなことをする馬鹿な子だ」
そんなネガティブな事ばかりが
綴られていた。

でも今の私は、
自傷行為は悪い事だとは思わない。

自傷行為に対しての反対意見として
よく、親に貰った大切な身体だから
だとか、女の子なのに跡が残ったら…
だとか言う言葉を見かける。

自傷行為をやめなさいという意見を
よく見かける。

しかし私は、
やめなくてもいいと思っている。

自傷行為反対派の意見を聞いて
思ったが、
親に貰った大事な身体だからこそ
死なない為にストレス発散方として
自傷をする人も居るし、
女の子だからと言って
傷1つ無い身体を保つ義務も無い。

私は、例え自殺志願者が行う
自傷であろうと、それは
死ぬ事を目的とはしていないと思う。

私は初めての自傷行為をする前の
1時期、本気で自殺を考えていた。

その頃は自傷行為をしようと
思う間もなく
只々死に直結する行動、
すなわち自殺行為を行っていた。

自傷行為をしても確実に
死ねるわけではない。

つまり、今すぐにでも
死にたいと思っている人なら
自傷行為よりももっと確実に死ねる
自殺行為を行うと思う。

だから、自殺志願者の行う自傷は、
当人自身が気付いていなくても、
心の何処かに生きたいという気持ちが
ある事の現れなのではないだろうか。

私は、ネットで自傷行為に対する
批判をたくさん見て悲しくなった。

自傷行為をしている自殺志願者の
自殺願望を促進させるのは、
非当事者の偏見等を含む
一方的な批判なのではないかと思う。

確かに、自傷跡を見て不快に感じたり
理解出来ないと感じる人も居るだろう。

だからこそ、
自傷行為をやめろという主張を
する人も居るのだろう。

確かに自傷行為は、
嫌煙されやすいテーマだと思う。

しかし私はその原因は
教育にあると思う。

日本では幼い頃から道徳の授業等で
人と違う事に対しての理解を
目的とした学習は行われる。

障害のある人等がテーマとして
よく出てくる。

ジェンダーの問題はまだ時々
取り上げられるが、
自傷についてはどうだろう。

障害はよく取り上げられ、
それを学ぶ事により、
世の中での理解は広いと思う。

ジェンダーは、
時々取り上げられるから
割と理解が広がっていると思う。

自傷はもしかしたら何処かでは
取り上げられているかもだが、
中々テーマとして取り上げられない。

つまり学ぶ機会が少ないもの程、
世の中での理解があまり
無いのではないかと思う。

発展途上国では、
十分な教育が受けられない人が多い為、
多様性が受け入れられない事が多く、
差別が頻発している。

道徳の教育内容の幅を
もっと広げれば、
もっと多くの事に対する理解が広がり、
もっと多くの人が生きやすい世の中に
なるのではないかと思う。



固っ苦しい文になりましたが、
語りたいなって思ったので
書きました。

いつか誰かとこんなふうな話も
語り合ってみたいな( ˊᵕˋ )