置き逃げ詩書きの
飴西椎名です
12496通目の時のコメントに
目をパチパチしました
ねづっち(笑)
わふーい！！！
そのように言われたのは
初めてでして……
え、ほ、
誉め言葉ですよね！？
えっと 今回はちょっと
順番を変えさせていただき
雪シリーズを用いて
大学生たちの
三角関係の詩を書きました
――――――――――――
お題：六花
【六花の朝】
目に見えないほど綺麗で
純粋で まっさらで
限りなく正確な六角形の花
触ると冷たいけれど
会うだけで温かくなるわ
だから 好きなの
朝に訪ねてきた六花
きらきら おはよう
あの人が愛する白い雪
あの人に良く似た静かな挨拶
会いたくなりました そんな朝
だって 好きなの
お題：風花
【風花の昼】
澄んだ笑顔で隣を歩く
晴天の似合う彼女を
ふと 小さな雪が可愛がった
どこから飛んできた 風花
風に乗る花びらのように
彼女の瞳を奪って去っていく
そう言えば雪のような男に
惚れていると頬を染めていた
あまりにも優しい風花に
勝る所など自分にはなくて
思いを振り切り 逃げ出す俺
後ろにできる風でさえ
花びらを乱してダサかった
お題：雪花
【雪花の夜】
夜のとばりとともに
空から降りてくる花びら
ひらり ゆらり ひらり
落ち場所をさ迷う雪花よ
誰かを冷やすと悩むのかい
ああ 優しさが君を白くする
だから僕は雪が好きなのだ
おいで 君は綺麗だから
いくらでも僕の懐を貸そう
ひらり ふわり ひやり
瞬きを繰り返す電灯の下
ただ誰を待つわけでもなく
雪のためだけに立つのも良い
一人酒で火照った頬
白い天使の口付けを喜んだ
お題：雪の降るある日の2人のかえりみち
【そして雪降りのふたり】
追いかける大きな足跡
私のぽてぽてした足音
積もった雪 積もる雪
一生懸命 あなたについて行く
幼い日の帰り道 ふたり
雪に触れた手を温めあった
今 両手をぽっけにしまって
置いていったりしないでね
六花 風花 雪の花ちらちら
あなたに降り積もる私の心
いつでも静かに想います
あなたの好きな雪のように
ねえ 私も もうすぐ
お酒が飲めるようになるから
そうしたら ふたり酒
こんな大学の帰りには ね
追いついたら もう一度
隣を歩く日々になるはず
だから 今はただ ついて行く
雪に恋した彼の後ろ頭
――――――――――――
雪に恋した男
その男に恋した女
さらにその女に恋した男
そんな三人の詩でした
雪 大好きです
どうしてあんなに
フワフワで白いんだろう
それでは また
飴西 椎名
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ななしさん
ねづっちみたいだな
↑
このコメントしたのは、私です(^-^)
お題を貰ってそれを元に詩を創るのは高度な技術だと思ったもので。 喜んで頂けたのは嬉しいです。
ただ、ねづっちほど、短くシャープにまとめるのは難しいようですね。
宛メに投稿される詩を読んでいると、伝えたい事、理解して欲しいって思いが溢れすぎていて、必要以上に言葉を紡いでいる気がします。
ななしさん
飴西さん！
素敵でした(*^-\')b
かえりみち
のお題を出した者です。
素敵な詩をありがとう。
なるみ
ななしさん
粉雪の降る、
駅のホーム。
列車は既に
到着していた。
乗り込んで
発車を待つ。
発車の遅れの
車内放送。
当たり前…と、
夢現に聞き流す。
数分遅れの発車。
気がつくと、
目の前に見える
コンビニの姿。
乗り過ごした。
次の駅で降りた僕は、
迎えの車を待つ。
ライトが見える。
反対方面へ向かう、
列車のライト。
僕は一人、
迎えの車を待つ。
大寒を肌で感じた、
雪花の夜。
――――――
ｂｙ２８歳くらいの人
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