もう、自傷を全くしない日々には戻れないんじゃないか、とさえ思えてきました。
私はいくら調子が良くても、必ずふっとリスカしたくなる時があるんです。
傷が大きい小さい、深い浅いは関係なく、少しでも「痛み」そのものを自分の体に与えないといけない、と思ってしまうんです。
それは自分にとって罰の代替えにしろ、何にしろです。
なぜなら、一度「痛み」を経験してしまってからというもの、より他人の苦しみや痛みが想像しやすくなったからです。
なので、誰かの痛みをより理解しようとする為にも、自分には自傷が必要だと思うようになってしまいました。
虐待や暴行などでもっと苦しんでいる人がいる、常に痛みを与えられている人がいる、という世の中の不条理にも耐えられず、
自分も同じように痛みと対峙していないと、その人達が報われない気がしてしまうんです。
だって、皆平等なはずなのに、誰だって最初は赤ちゃんで真っ新に生まれてきたはずなのに、自分の境遇が違うからといって、その人達の痛みは一生分かりません。なんて、あんまりな気がしてしまうんです。
それらが自分勝手な思いだろうと、一度痛みを経験すると、少なくとももう元には戻れないです。
自傷なんて考えられもしなかった前の頃には。
その気持ち、本当によく分かります…!
私は小学五年生の時に初めて読んだ
(タイトルは省きますが)人狩りの本で
いたぶられて殺されていく子供たちの話を読んで、実際に会ったことだと聞かされて。
今まで甘やかされてぬくぬく、何も知らずに生きてきた馬鹿な私は何なの?と思うようなりました。
だから体育でもバレーやバスケを選択するし、甘い人生を歩んできた自分への罰として自分を殴り、傷つける。
馬鹿なこととはわかっているんですけど…
虐待や暴行などの酷い話が家の本棚全てを埋めつくしている。
でも、傷跡が残る。
それに、皆 幸せに生きている。
そんなことを日常的に考える私はだめだなと思い始めました。
聞いたのは、冷たい氷を握りしめる、冷たいシャワーを強い水圧で浴びる、辛いものを食べる…
これらはあまり効果はありませんでしたがやってみて損は無いと思います。
そして、やっぱり自分がぬくぬく暮らしているのを気に病んではだめなのですよね…
私も、それをどうにかしない限り絶対やめられないなと思います。
まあ、でもそれはそれでいいのかな。
人に迷惑はかけていませんし、自分が甘い人生過ごしていることで死にたくなるから。
死ななければ何しても良いんです。きっと。