会社をやめることになった。
ずっと考えてた。やりたいことでも出来ることでもない。薄い給料袋とどんどん狂う生活。何処に生きるかよくわからない会社に依存したスキル。不信感が募る上司や会社。勿論それをこなせる人は凄い。でも、こんなことしてちゃダメだってわたしの中のわたしがずっと言っていた。
だからちゃんと自分の責任は自分でもって、まだ動く力があるうちに、次の道も切り開いた。言葉で言うほど簡単なことではなかったと思う。
なのに今、わたしの味方は誰もいない。
自分の味方は自分しかいないという言葉があるけれど、自分の切り開いた道を信じたいけれど、苦しいほどの独り。
同期みたいになれたらよかったのだろうか。彼のように冷静に意思を貫けばよかったのだろうか。何も感じなければよかったのだろうか。わたしの判断は社会からしたら不味かったのだろうか。
人生に正しさはないと言うけれど、それならわたしや少数派のあなたはなぜずっと苦しいし、楽しそうな時間が長い人がいるのだろうか。正しいに近い人生があるのではないだろうか。
とは言えもう、わたしは死ねない。この体で生きるほかにない。苦しい時間が多い人として生を受けてしまった。だから、自分がなるべく幸せになれるよう願い、行動するしかない。それだけがわたしを幸せに近づけると、1人で戦うほかないのだ。