20年間生きてきてわかったことは、僕がどうしようもない人間だってこと。人間として自分の心身・生活を維持する力がないこと。人から貶されても文句が言えないくらい使えない人間だってこと。これから先生きててもどうしようもないこと。
何度も生きるのをやめようと思ったけど、どれも苦しむ方法ばかりで…生きるのが苦しいのに生きるのをやめるために苦しいことしなきゃいけなくて。それに誰かに見つかって中断なんかさせられたら、自由の利かない身体で無理やり生かされてしまう。僕には生きることも、生きるのをやめることもできなくて、ただそこに存在していることしかできない。
生きるのも生きるのをやめるのもできないのは、本当につまらなくてむなしくて悲しい。
抗鬱薬は効かない、新しい薬に挑戦してみても副作用がとてもひどく医者から緊急ストップを受ける。成すすべはない、医者もきっと僕の治療は望んでなくて、絶えるまで搾取するつもりなんだと思う。
もし僕が生まれた意味があるとしたらそれは皆のエサになることだと思う。活躍できる人がいるならば役立たずがいなきゃいけない。輝ける人がいるならば黒い人がいなきゃいけない。みんなから愛される人がいるならば皆から嫌われる人がいなきゃいけない。これは均衡を保つためには必要なこと…それは分かっているけど、自分がよくないカードばかり揃えてしまっているのにはがっかり。良いカードを引こうと努力しても結果はでない。本当にがっかり…。
本当なら助けて欲しい。でもそんなこと誰にも言えない。役立たずが助けてって言っても誰も助けようとは思わない。助けてくれるのは僕に貸しを作ろうとする人だけ。でもそんな人たちも僕のこじれた問題を解決することはできない。
今まで助けてほしい、一緒に考えて欲しいと勇気を出して言ったことはあったけど、結局いつも解決しなかった。それどころか、僕を裏切る人ばかりだった。もう何もかもどうしようもなくて、ただひたすらもがいて、最後に出た答えの「たすけて」も蹴散らされたら僕はもう、どうすればいいのかわからない。
人を信じたい気持ちがまだ僕に残っていれば、幸せに生きる望みはあったのかもしれないけど。僕は20年間に渡っていろんなトラウマを植え付けられてしまっているから、きっとこのままだね。
もうこのまま果てまで落ちるしかないね。