私には突出した能力はありませんが……
優れた能力なのに、周りと違うからという理由だけで、レッテルを貼られ、抑制されてしまう。
幼い頃からの体験のおかげからか、私は自他共に認める変わりモンになりました。
私は私という想いはあっても、自我に走る程の勇気がなかったので、迷い、躊躇い、悩みの繰り返しでしたが…。
しかし、それもまた良い経験であり、今なら受け入れられます。
“ギフテッド”もまた、一つの個性。
周りと違うと言われてきましたが、その周りとは、一体何が基準なのか?
皆揃って、右へ倣えすることが正しいのか?
私は故郷を離れ、今の地へ辿り着いた時、殆どの洋服を処分しました。
これからは作務衣でいく。
他にも理由はありましたが、この先、私は私らしく生きるなら、これだと思ったからでした。
買い物も、書店へも、劇場へもと、何処へでもこの服装で行くので、注目を浴びることはあります。
しかし、これが私であり、和装だと気持ちが落ち着くのです。
周りと違うから抑制するという独特な考え方は、もう無しにすべきです。