そうですね、そんな都合のいい神様なんていう存在、たぶんいませんよね。
よく、正直者がバカを見る世界はおかしいとか言いますが、それっておかしくないかなと思うんです。
そういう人って、じゃあ正直者が目の前にいたら得をするようにしてあげてるんでしょうか。
もしその人が正直者に何か得になることを一つでもしてあげたら、それだけ世界は正直者が得をする世界に、ほんの一歩でも近づくんじゃないでしょうか。
因果応報という言葉もそういう使い方をしてしまうと、自分以外のものへの責任転嫁になりかねません。本来は自分への戒めに使う言葉だと思います。
誰かがやってくれるのを待っていても、たぶんこの世界は何も変わりません。誰かが自分の人生をよくしてくれるのを待っていても、誰もよくしてなんてくれません。
容姿を笑われる痛みを知っている主さんなら、同じ痛みを持つ人をいたわってあげられるし、相手の気持ちが分からなくて軽い気持ちで笑っている人に分からせる力もあるかもしれません。
この世界でできること、まだまだいろいろあるんじゃないでしょうか?