僕が学生時代にもあなたみたいな友達がいました。
何回殴られたか覚えてません、結構痛かったです、アザにもなりました。
でもなんとなく気付いてはいました、僕の事が嫌いでそうしている訳じゃなかったこと
彼が僕に暴力を振ってない時に見せてくれた笑顔……あんな素敵な笑顔をしている彼は他に見たことがありませんでしたから。
でも彼はそんな自分が嫌になったのかいつしか逃げるように居なくなってしまいました、成人して、同窓会が開かれても……誰も彼の連絡先を知りませんでした。
あのとき殴られながらももっと彼の寂しさを埋めてあげられていれば……と悔やまれます。
あなたもどうか諦めないでください、あなたが誰かを好きでいたいと思う気持ちがあれば、それに気付いてくれる人はきっといます。
………でも、出来うるなら痛くしないでね?
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