ここだけに吐き出す。ずっと忘れられない人。でも誰にも本当のこと言えず、こころにだけ抱えて、苦しくて仕方なかった。あなたのことは憧れでした。自分にない社交性、積極性、上手なところ。華やかな交友関係。若くて希望がいっぱいで、だけどちゃんと誠実な心を持っていて。人間として、素敵な人だなと思っていました。だけど、年齢的にも境遇も、自分は相手にされるわけないって思ってた。だから、あなたが来てくれたとき、すごく嬉しかった。あなたも私に惹かれたんだと本気で思った。そして、それがただの遊びだったってわかって、すごく辛かった。認めたくなかった。あなたが彼女と楽しそうな様子を見るのが、涙が出そうなくらい辛かった。でも、大人のプライド、少しも気にしてないって思わせたくて、全然普通なふりをした。
そのあとあなたの行動は、わたしにはわからなかった。何度もちょっかいだしたり抱き締めてきたり、必死で平気なふりしようとしてるのに、かきみだされるみたいで辛かった。少しうれしいと思ってしまうから余計に辛かった。
今でも、あなたが本当はどう思っていたのか、聞いてみたくなる。一生聞けないだろうけど。
今は、大好きな人に巡り会えて、結婚できて、わたしはラッキーだと思える。あなたは元気にしてますか。どんな人と恋愛していますか。わたしのことを思い出すことはありますか。
ほんの少し一緒の時間を過ごしただけだけど、それもなにかの縁。どこかで元気にすごしてくださいな。逃した魚は、とても素敵な女性でしたよ。若いあなたにはその良さが見抜けなかった。でもそれも人生の面白い巡り合わせ。たまにわたしのこと思い出して、くやしい気持ちになってね。
おもいきり、自分の思うままに、のびのびと生きましょう、お互いに。ありがとうございました。さよならの代わりに。笑