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十四年ちかく小説を書いてきた。年中さんのときにコピー紙を何十枚か集めてホッチキスで止めて、自分で挿絵も一枚か二枚くらいつけて

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十四年ちかく小説を書いてきた。
年中さんのときにコピー紙を何十枚か集めてホッチキスで止めて、自分で挿絵も一枚か二枚くらいつけて、オリジナルの冊子を作ったのが始まりだった。
それは幼稚園のクラスメイトの中で人気になって、おもしろいってたくさん言ってもらえた。
それ以来、私は小説を書いている。

小学、中学、高校。サイトをいくつか転々としながらオリジナルも二次創作も書いた。最近はもっぱら二次創作ばかりだけれど、それでも書いてることは変わらない。
展開を考えて文字にすることがとても楽しいから書いた。いくつもいくつも。

小学校のころは幼稚園に比べれば数は落ちたけど、それでもおもしろいと言ってもらえた。学校での作文の課題で枚数を書きすぎてからかわれたりもした。小説を書くことも、書けてる自分も好きだった。

中学校に入ればそういうことはあまりなくなった。書いていたサイトの方針というか、そこに投稿されてる作品と私の作品の作風が異なってたから評価されないのも仕方ないとは思う。台詞の前に誰が喋ってるかを文字で書いておくのは、私には馴染みのない文化だったから。
そのころ私は京極夏彦やら西尾維新やらにどハマりしてたから、余計に合わなかったんだろうと思う。

高校、文芸部に入った。頑張ってたのは変わらない。
でも初めて、私より上手い人に現実で出会った。文芸部の部長さん。読んでる本の作者でも同じサイトに投稿してる知らない人でもない、リアルで目の前にいて私よりずっとレベルの高い人。
とても尊敬して、凄い凄いって思い続けて、どうしたらあんなふうになれるんだろうと努力した。成長できるようにあれこれと技法を学んでもみた。先輩の書いたものを何度も読み返した。死ぬほど憧れた。

私は来月、大学受験をする。つまり高校三年生だ。あの時の部長さんと同じ歳になった。三年間、あの人を目指していた。

私は、あの人の足元にも、追いつけなかった。

三年。決して短くない、長いとさえ言ってしまえる時間だ。
それだけの期間を私は無為に過ごした。先輩のように素晴らしい小説を書き上げられることもなく、成長もできず、私はただ、作品の量を増やしただけだった。

SNSでアップする。
誰も褒めてくれやしない。
サイトにアップする。
誰もコメントやブクマをくれやしない。
褒めてと頼んでみる。評価が欲しいと訴える。匿名で感想をもらえるサービスを始めてみる。
誰も、私には褒め言葉をくれない。

いや、きっとくれているのだろう。凄いとか好きだとか言われたことならあった。
けれど執筆してきたこの十数年で私の精神はどこか歪んだのだ。
何を言われても本気だと思えない。相手は本当は私を好きじゃないんだと、今は好きだったとしてもいつか絶対に見捨てられると、そう考えてしまうのだ。
一度見捨てられた経験があるがためになおさらその考えが正しいと思ってしまう。
褒められたら一瞬だけ嬉しくなれて、そのあとすぐに「ああきっと慰めとか憐れみで声をかけてくれてるんだな」としか思えなくなる。

「私が熱心にいいねとか感想を言ってるからお返しのために無理やり感想をひねり出してくれてるんだな」

「作品があんまりにダメダメで哀れに思って言ってくれたのかな。それとも下手なやつが調子に乗って増長するのを見たいから煽ててるのかな」

「褒められて嬉しくなった私が舞い上がってるのを見て、こっそり嘲笑ってるのかなあ」

どんどんネガティブな考えに取り憑かれて、いつしか振り解けなくなった。誰も信じられなくなってしまった。
これじゃあ、本心からの褒め言葉を貰っても意味がないじゃないか。

私はきっと書くのをやめるべきだ。
これを読んでくれている貴方なら私の文章がくどくて冗長で読むに堪えないのだともう分かっていると思う。
こんなものを書く人間がいつまでも長続きするはずがない。そうに違いない。

私より年下で上手い人はたくさんいる。これから上手くなっていく人だって幾千幾万もいる。多少つたなくても独特の文章や感性で読者を作品の世界に引き込める人も、ひとつのネタを複数人で練り上げて作品へ昇華していける人も、まあ要するに私なんかより上手い人はそれこそ掃いて捨てるほどいるってことだ。
そんな中で私が書いてる必要は本当にあるのだろうか?

こんなことをSNSで言ったら構われたがりだと思われてしまうからここで吐き出させてもらった。
私が自分を卑下するのはそんなことないって言われたい訳なんかじゃない、本心だって言っても分かってもらえないから。
なんだってあの人たちは人と喋りたがるんだ?どうせ私と交流したいとかカケラも思ってないのになんで喋りかけてくるんだろう。ありがたいけど口下手だからうまく返せなくて申し訳ないんだよなあ。

長々と喋ったけれど、言いたいことはつまり自分の文章がクソだということだ。あと書くのをやめたいということ。
書いてるのは馬鹿みたいに楽しいしそれしか私にはできないけど、だからと言って下手の横好きどころじゃない「ドドド下手の横好き」ってのはあまり好ましくない。

読んでくれてありがとう。
優しい貴方に何か良いことが起きるのを祈ります。

名前のない小瓶
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ななしさん

わたしも小説を書いています。
私は貴方よりもちょっと年上です。でも私は貴方が小説に費やした時間の半分も書いていない。本当に尊敬します。
どうか、長い間小説を書いてきたことを誇ってください。
あなたの文章を読むのが好きな人が必ずいます。あなたの新しい文章を楽しみにしている人がいます。
あなたが書いた物語はあなただけのものです。
同年代の人間として、ひとりの創作者として、あなたにはどうか、小説を書き続けて欲しいと思います。
まだ18歳、これからもっと世界が広がります。憧れた誰かになるなんて、無理なんです。結局自分は自分なのです。
どうか、あなたがいつか自分の文章を好きになれることを願っております。いつかあなたが書いた文章を読むことができるように願っております。

ななしさん

ずいぶん長い間本気で書き続けてきたんですね。
それくらい好きなものに出会えるのって素晴らしい事です。

あなたにはあなたらしい文章の書き方、こだわりがあると思います。
あなたが憧れた部長さんと同じ文章を書く事ないんです。
憧れるだけでなく技法を必死に勉強したんですよね?ちゃんと努力できるあなたは素晴らしいです。

自分の書きたい事、書けること、読者が求めている事は必ずしもイコールではないですから、低評価が続くことってあるんですよね。
でもそれって、あなたの文章が下手って事じゃないと思います。

書くのをやめても、落ち着いたらまた帰ってきてください。

名前のない小瓶

さて、アドバイスになるかどうか

仕事柄(といっても最近始めたばかりだけど)、認知症の方とお話しすることが多いのですが、毎日(?)記憶が入れ替わるAさんという方がいらっしゃいます。
私はバイクでその方のお宅に向かうのですが、何時も「新人の人?」と言われます。
Aさんはお会いする度に「雨じゃなくて良かったね!」と気遣って下さるのですが、当たり障りのない天気の話をされてるんだな~くらいにしか受け取っていませんでした。
でも、ただの天気の話とは少し違うという事が最近わかったのです!

私の事は忘れてしまうAさんですが、たまたま話がバイクの話になると、驚くほど詳しく語り始め、実は昔、大型バイクを乗り回していたと懐かしそうに話してくれたのです!

私「ああ、だから『雨じゃなくて良かったね!』と、何時も言ってくれていたんだ! バイク乗り(わたしは原付だけど)の挨拶だったんだ・・・!」

・・・何を伝えたいかと言うと、最近の事はすぐに忘れてしまう方でも、昔の、自分が好きだった事、大切だった物のことは決して忘れず、熱い想いを覚えている、という点です。

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