どうして好きな人同士が
自由に好き合うのが迫害されるだろう。
聞くには、恋愛は脳の勘違いだって
言うじゃないか。
じゃあ、誰を好きになったって
それって間違ったことじゃあないだろう。
恋愛なんてしてない僕が言えることって
限られてくるけれど、それでも、
異性間はよくて同性間はおかしいなんて
その方がよっぽどおかしい。
女子であったとしても、可愛い子とか
いたら普通に「かわいい…(トゥンク)」
ってなるのの何が悪いんだ。
例えば未来、今は親友として大好きな
あの子を本気で愛した時が来たなら、
僕は喜んで本当に「僕」になろう。
(まあどっちかというとあの子が彼氏側
だろうけど……)
ああもうそんなことはどうでもいい!
性別がなんだ女子がなんだ身体がなんだ
声がなんだ。
寄って集って同性間の愛を「異常」だ
なんて言うから、僕の部活の友達なんて
「演劇部に可愛い先輩がいてガチ恋
しちゃったんだけど…。…っ、やっぱり
変かなぁ…?」って僕以外にまともに
相談できないで苦しんでるんだよ?
変じゃないよいいよ可愛いよ尊いよ。
そもそも本当に恋愛が脳の勘違いなら
同性愛のほうが尊いと僕は思うね。
だって男女だとどうしても、
初めて会ったそのときから、
心の奥底の方で「もしかしたら」
「あわよくば」が必ずと言っていいほど
あると思うもん。生物として当たり前の
ことだけどね。でも、同性間だと
最初にそこにあるのは紛れもない
真っ直ぐで混じり気ない「友情」である
って僕は思う。それで、「まさか同性と」
「まさかあの子と」「ありえない」って
いう先入観も全部全部突き抜けて、
本当に、本当にその人のことが好きに
なったなら。
……それって真実の愛じゃない?
「あるかもしれない」の上に成り立った、
「生物学的」運命の相手の妥協した
中途半端な代わりより。
「そんなのない」を乗り越えて成り立つ
「人間的」運命の人のほうがよっぽど。
っていうのはまあ、僕の持論だけど…。
だから僕は同性愛にこれっぽっちも
抵抗ないし、好きならそれが正しいと
思うし、臆する必要も無いと思う。
なんならそういうの見るのとか好きだし。
まあだからって、異性間恋愛を否定
したいんじゃなくて、大事なのは
性別関係なしに「その一人の人」を
愛してると言えるかどうかだってことが
言いたいんですよ。
それが出来るのって多分、人間しか
いないから。
…なんて、恋愛してない僕が言っても
説得力ないですかね。
ここまで読んで下さった方、
貴重なお時間をありがとうございました!
もし貴方に心の底から愛してる人が
いるのなら、それを誰に否定されようと
その想い、大切にしてください。
僕はずーっと応援してますよ〜!
お付き合いくださり、ありがとうございました!