私は一年前のこれくらいにすごい好きだった人がいた。
でも、別れを告げられてそう長くは恋をすることが出来なかった。
別れた当初は周りにはなんとも思ってないように見せてたけど、心の傷は酷いほどにボロボロだった。
そんなことはみんな知っていたみたいけど、私に合わせて接してくれてた。
自分を出すのが苦手な意識がなかったけど、そんな友達たちに出会うまで、自分の意見や素を出せていなかった。
でも今は私をわかってくれる友達がたくさんいて、たくさんの友達が最近あった私の誕生日を祝ってくれて、本当に友達の温かさと幸せを感じた1日だった。
彼とは同じクラスだから、毎日のように顔は合わせるけど、半年以上話していない。
たまに、近くを通ると大好きだった匂いがする。
その匂いがした彼に優しくハグをしてもらっていた一年前を思い出す。
今はもうそんな事嘘だったかのような関係になってしまったけど、既に向こうには彼女もいるし、私も好きになりかけている人が別にいる。
全然未練なんてないけど、私はあの恋で人生が変わったと思っている。
1番と言っていいほどに今までの人生でいちばん辛かった時期。
それは彼との別れだった。
でもそんな時期を乗り越えて、自分のことを自分以上に分かってくれる友達たちに囲まれる日々は本当に幸せだ。
私は一番大切なものを見つけた気がする。
それは紛れもなく、彼のおかげだ。
きっともうありがとうなんて君に伝えることは一生ないと思うけど、とても感謝しています。
大きなありがとうを君に伝えておきます。