今回は久しぶりに家族のおもしろ実話?を。
初登場。今は亡き祖母の話です。(今年で13回忌。)
叔母(以外、たまにAコちゃん。)がまだ学生だった頃。
母「ドラムが欲しいって言いだしたんだよ。」
私「なんで。てか、見たことないよ。」
母「ハマったからでしょ。捨てたんじゃない?」
私「ばぁは買ったんか?」
母「買った。私には何も買い与えてくれんかったし、いっつも虐待されてたけど、Aコちゃんにはいつも甘くて-(長いから割愛。)」
(でも、叔母に聞くと、母の方が可愛がってもらってた!になるらしく、話題にだすと、どちらが祖母に虐められていたかの舌戦に。)
私「へ~。じゃあ、Aコちゃん、ドラムできるんだ。」
母「いや。全然。」
私「へ?」
母「買ったんバチだけだったからね。」
………うん?
私「………バチって、音楽室のタイコ叩くあのバチ?」
先端にいくにつれ細くて、先がちょっと尖ってるんだけど丸みを帯びた。
母「うん。そのバチ。」
鼓笛隊の小太鼓叩いてるヤツね。
私「え」
私「ちょい待ち。それで何処叩いて練習すんの。ふすまか?」
母「さぁ。」
私「むしろアレか?夜な夜なご近所廻って、『マッチ、一本火事の元ぉ~』カチカチ」
二人「『火のよぉ~じん』」
私「てやれって?」
…*クラベスじゃないんだから。)
(叩き合わせてタイミングを合わせたりとかはあるんだろうけど…。)
*クラベス…キューバの打楽器。2本の木片を叩き合わせて音を出す。独特のリズム表現に用いる。材料は主に黒檀。
母「さすがにAコちゃんが抗議して小タイコも買ってたよ。1個だけ。」
私「…ドラムって、大太鼓と、小太鼓、シンバルで構成されてなかったっけ…。」
母「そーだね。」
ドラム。確かにそれはは確かにドラムだけど、叔母の理想形の物と違うよ、ばぁちゃん。
ひたすらドラムロールだけ叩け、と。そういう事なんだろうか。
母「その後、ギターにもハマってねぇ…。」
私「あぁ、そういやあったね。押し入れの奥に。」
母「アレも5、6回つまびいただけで飽きてたねぇ。」
私「かれこれ何年位、ほっとかれてんの?」
母「ん~…20年位。」
私「長。」
母「おかんにはデカイから弾けん」
私「うちにも無理。コードに指が届かん。」
母「おかんも。G線弾こうものなら指がつる。」
私「不幸なギター…。」
その後、引越しの際、ギターは置場が無いからと物置に置き去りに…。
(ごめんね、ギター…。)
ガラス玉
おまけ。
母「あのギター、いくらしたと思う?」
私「さぁ。」
母「20万。」
私「…えぇ?!…高っ!」
…『宝の持ち腐れ』とはまさにこの事。
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ななしさん
えぇ?(゜□゜;)
なんて、羨ましい!
勿体なさ過ぎですよ~・゜・(ノД`)・゜・。
むしろいらないなら下さい!って感じですよ(笑)
ナツ
ななしさん
知ってますか?武田徹夜さんなんかはドラモが買えなかったからシンバル代わりに扇風機の外枠を叩いてたそうですよ。
ななしさん
<font color=#ff0000>投稿者さんからお返事きたよ</font><br>ギターさんにはホントに悪いことしました。
貰い手さんを探したのですが、いなかったんです。
ギターをやってる人も、これからやろうとしてる人もいなくて…。(__)
ネットオークションとかもあったんですが、当時は携帯もってなかったし、そもそもパソコン持ってても繋がっていない時で…。(__)
うちはそういう時、とことん間が悪いな、と改めて思いました。
ガラス玉
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