私は兄弟や親戚の子達と違って、結婚してなければ子供もいない。
親に何か、とてつもない恩を返せているわけでもない。
私は何のために生きているんだろう?人生において何か成果を残したか?いや何も。何一つ残してない。
余計なことばかりして、親兄弟を困らせている。
親兄弟は優しい人で、そんな私でも家族として接してくれているが、何も返せなくて情けない。クズだ。
こういう場合、生きる理由として「自分のために生きればいい」というけれど。
こんな駄目な私が、自分のために生きるなんて、身勝手すぎる。申し訳なさ過ぎる。
でも死ぬ勇気すらない。
私なんて消えればいいのにと思う。不定期にそんな感情に襲われる。
そんな自分の考えが恐ろしくて現実逃避してしまう。
でも現実に戻ると「クズ。何も解決しない。私なんて消えればいいのに」と思ってしまう。
現実をどうにかしなきゃいけない。でも私にそんな力はないし、「消えればいいのに」という感情が襲ってくる。
だから現実逃避してしまう。
時間だけが進む。
私も、家族も、年を取っていくのに。いつかひとりぼっちになるのに。
そのとき、私は一人で立てるだろうか。気が狂いそうだ。
こんなこと考えていることを知られたら、家族を困らせるだけだけれど。
消えられるものなら消えたい。消えればいいのに、本当に。私なんか。
一瞬で「消えられる」スイッチがあったら、迷わず押します。