辛かったので、もし同じ病気になられてしまった方がいた時の為に……。
好酸球性浮腫で一番辛かったのは、肉体的な物よりも精神的な物でした。
突然の手足のむくみから関節の強張りで、最初は自分がリウマチや膠原病にかかったのではないかと思い焦りに焦り、さらに検査をしてもリウマチの診断は出ず、お医者さんも何がなんだかといった反応で症状も皮膚症状から関節炎、発熱に至るまで多彩だったので皮膚科から内科までをまんべんなく受診する羽目になりました。
血液検査をした結果、好酸球の数値が異様に高いと言われ、そこからさらに大学病院に紹介状を書いてもらい大学病院に行きそこで好酸球性浮腫と診断がおりて、少なくとも重度の病ではなかった事に安心して胸を撫で下ろしました。
この期間中、病院にいくたびに採血をしなければならず、結果が出るのにまた1週間~2週間かかるとの事で結果を聞くまでの間は正直生きた心地がしませんでした。
自分の場合はまだ比較的症状が軽かったようで、手足のむくみ、軽度蕁麻疹、発疹だけで済んでいたのでがネットで見る限りどうも酷いと全身に蕁麻疹が強く出て痒みも半端ではないようです。
自分の場合は関節の強張りからおかしさに気付いたのですが、その後に極度の安静(一日ベッドの上)をとっていたのが功を奏したのかもしれないと考えました。
ネットで調べても情報が少なく、お医者さんですら病名を聞いたことがないという類いの病気で、まさか自分がそんな病気にかかるとは思ってもいなかった身としては長かった病院通いは精神的に堪えました。
かなり情報が少ない病気らしく、ネットで調べても個人の方が情報共有のために書いた体験談が一つ二つあるだけだったので、病気になった者として自分も情報共有ができればなと思い書きました。