派遣就業先の男性上司は「そもそも何故私を雇ったんだろう?」と首を傾げてしまうくらい、最初から波長が合いませんでした。
入った初日から「おはよう」も「おつかれ様」もこちらが言っても一度も返してくれませんでした。
仕事で分からないことがあり、相談をすると、イライラした表情と口調で「ちょっと!後にして!」と言われ、待てど暮らせど相談したことに応えてもらえず、仕事が滞ってしまうので確認すると「◯◯しといて!」と、投げるように書類を片手で返される…といった具合。
不慣れな点があったことは確かですが、マニュアルも何もないなか、メモを取り、自作のマニュアルも作っていましたが、業務量も多く、次第に体調を崩すことが増えました。
そして、先日、「体調が悪い人には仕事を頼めない」という理由で契約終了を言い渡されました。
私も職場に違和感しかなかったので、遅かれ早かれ辞めていたと思っています。
今、私の後任の新しい派遣さんに仕事を引き継いでいます。
私とは違い、若くて容量も良さそうで、「慣れた感じ」の子で上司ともキャッキャ笑いながら仕事してるので、「あ〜、彼女とは波長が合うんだなぁ」って横で見ています。
その一方で、仕入先の営業担当の女性からお昼休み前にメールを頂いたんです。
私が辞めると別の担当者から聞いた。
とても淋しく残念です。
最後にお礼をさせて欲しい。
良かったらランチなど行きませんか…と。
私は大阪にいますが、こちらの仕入先さんは東京なんです。
社交辞令かもしれませんが、メールを読んで、胸にジーンときて、涙が溢れそうになりました。
私のことをこんな風に思ってくださる方がいるなんて。
しかも大阪と東京で離れている仕入先の方でお電話でたまにお話をする程度でメールも勿論仕事の内容のみだったのに。
仕事を通じて、辛いことの方が多かったですが、心温まる言葉に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
毎日顔を合わせているのに労いの言葉ひとつかけてもらえない上司のような出会いもあれば、遠く離れていて、頻繁にやり取りをしていないにもかかわらず、わざわざ気遣いのメールを送ってくれる方との出会いもある。
人との縁とは不思議なものだと痛感しています。
男女関係なくより良いご縁を結びたいですし、そういうご縁は大切に育てたいですよね。
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素敵な小瓶に心があたたまりました。
一人の悪意に気持ちを左右されることなく、善意を持って接してくださる方との縁を大切にしようとの心持ち、
また人から否定的な態度を受けても自分や相手を否定することなく全ては縁だとのお考え、小瓶主様の芯の強さ、魂の高潔さを感じられていたく感銘を受けました。
私自身は矮小で未成熟なものですから、人からどう思われるかばかり気にして、人からの評価や態度に大きく気持ちが揺さぶられるので、小瓶主様のようなお考えを胸に生きていきたいものです。
ななしさん
そうですね。
変なことになってしまって残念ですが、またがんばってください
ななしさん
そうですね、縁って大事ですよね。相性とか波長が合う合わないってのもありますね。
前半、辛く悲しい話かと思いきや、後半に暖かいエピソードがあって、最後は普遍的な結論が得られる、読んで良かった小瓶でした。
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