壮絶なイジメが続いた少年期を過ごしました。
来る日も来る日も暴力、恐喝、死ぬ事まで要求されました。
教員は見て見ぬ振りどころか扇動します。
地獄でした。
最も辛かったのは両親からの虐待。
殴る蹴るは当たり前、常に恫喝されていました。
社会人となり、一度は故郷を捨てて新しい生活を始めたものの、やはり家族の事が気になり帰郷しました。
私の考えが甘かったのです。
約10年間、両親からは折につけ金をむしられ、無理な金額は出せない事を告げると、食事に毒を盛られました。
家内は子供を残して出て行き、父子家庭となったのですが、次に実家を出てた私たちを襲ったのは、また両親。
今度は孫を引き取る、と。
お前たちの父(私)は、嫁に逃げられるダメな男なのだ。
と、子供らを洗脳し始めたのです。
日中、私は仕事に出ています。
両親は持て余す時間を利用し、子供たちに言葉巧みに取り入ります。
こんなサイクルを繰り返し、子供が私から離れるのに多くの時間は要しませんでした。
今はもう、何を伝えても子供たちは私の方を向いてくれません。
かつて私をイジメた同級生、教員たち。
彼等は現在、のうのうと社会で生きています。
町医者の息子は勤務医として、タイヤ屋の息子はフランチャイズ店舗を多数抱える経営者として、水道屋の倅は町の有力者として、文具屋の息子は議員秘書、銀行支店長の息子はファミレスの役員…
どの人も満面の笑みで胸をはり生活しています。
復讐は望みませんが、何か間違っていると思います。