もう色んなことがありすぎてなんかもう無理。
7年くらい前におじいちゃんを亡くした。
ちょうどいじめがはじまった。
僕はおじいちゃんを亡くして、友達も離れていって、味方がいない中1人で耐えた。
僕の心がなくなった。
僕が死んだ。
4年前。
長男が死んだ。
僕が東京に行かないって言って1ヶ月くらいで死んだ。
バカだった。地元でも治療できるとか変な考えをしてた。
でもなんで、僕らに聞いたんだろう。小学生と中学生に。
親はもう罪悪感すら無さそうだ。
次男もあれから泣いてない。
僕は長男を亡くしてから、人に涙や本音をぶつけるのをやめた。
みんながいい子を強要するようになった。
僕だから大丈夫。
それがみんなが僕に言うこと。
みんなは本音を言えるのに、僕は言えない。
本音を言うのをやめたのは本当は小学生から。
親が僕の話を聞かなくなってから。
10年は長すぎた。
今本音を言っても人を壊すだけだ。
人を嫌いになった。
正確には綺麗に見れなくなった。
汚く見えるようになった。
歩く、すれ違う人達が気持ち悪く感じた。
小学生から体調が崩れ始めた。
身体が少し弱くなった。
兄貴が生きている気がした。
部屋を通るとついあの日のように覗いてしまう。
そこにいるのは兄貴と同じ目をした次男。
どんなに平気を装っても。
辛い。
いたい。
苦しい。
自分が殺したという罪悪感がつきまとう。
今日。
涙が出た。
兄貴に会いたくなった。
どうして夢にも出てきてくれないのだろうか。
もう一度逢いたい。
もう一度暮らしたい。
最後の言葉は
弱々しい「おう。」の2文字だけだった。
まだ覚えてる。
顔も声も。使ってた茶碗も。
将来の夢は俳優。
「大きな輝き。」ピッタリだ。
僕は何を結ぶの???
僕の名前の意味ってなんだろう。
親に授業の課題で聞いたら、
答えてくれなかった。
それが酷く悲しかったのを覚えてる。
僕に望まれたのは。
女と言う区別だけだった。
あとは母の人形。
愛を貰ったのは生まれてから3歳まで。
僕は覚えてない。
それからは暴力、暴言の日々。
大半の記憶がそれだった。
親の理不尽な暴力、暴言から守ってくれたのは
長男だった。
暴言、暴力で次男と僕は口を聞けなくなった。
何か下手なことを言えば叩かれるから。
次男は長男が死んでから
僕を庇うようになった。
父親が「勉強してないのはこいつもだ」って言えば
兄貴はちゃんと見てたのか、「こいつは部屋でやってるし、さっきはここでも教科書読んでた。お前はゲームしてて。みんなで遊んでるんだろ??」
そんな感じで言ってた。
その後父親に叩かれまくってた。
涙を溜めても流さず、声すらあげなかった。
正座して、拳を膝の上で握りしめていた。
僕が悲しいのは、僕に力がないから。
僕はこの世界の神様になりたい。
僕が神様なら、誰も「悲しい」とかそんな理由で泣かせないのに。
「おかしい」なんて理由で周りから笑わせないのに。
僕はこの世界の神様になりたい。