人生に意味などありません。
行き着くのはスカンピンでも借金持ちでも金持ちでも障害ある人も行き着く先は遅かれ早かれ死です。
生きとし生ける者全て死に向かい生きます。
まぁ、こんな当たり前の事だれでも知ってますからね…いまさら俺なんかに垂れ流されなくてもわかってるかと思います。
しかし、死に向かうまでのプロセスはみんな人それぞれ個々に違うわけです。
俺は今年43になりますが、ワケあって後半年前後で人生を締める事になりました。
まぁ、肺癌です。
ただ、月並みな事を言うかも知れませんが、いざこうなったらこうなったで、まだもうちょい生きたかったなと思っております。
些細な事がいとおしく思ってしまいます。
ただ、あなたと俺は違うので、もしあなたが俺と同じような立場になったとしても 同じように思うかどうかはわかりません。
短いながら今まで生きて来た中で、俺もあなたのような空虚な時期があったのは事実です。
人生って目的はないと言いましたが、ちょっと違っていて、
人生の目標は流動的に違うと言う事がわかりました。
10代の時の目標や目的、20代の時の目標や目的、30代の…
いざ振り返ってみたら、各年代ごとにやりたい事、やらなければならない事がポンポン変わって行きました。
人生のゴールが近づいたとたん、人生の意味は流動的にかわるもんなんだな と痛感しています。
思うに、あなたは今、たまたま何もない時期なんだと思います。
不思議なもんで、必ずなんかのタイミングで、やりたい事ややらなければならない事が出てくるんです。
お子さまがいらっしゃると言う事ですが、案外その子が、あなたの空虚を埋めてくれるヒントを持ってるかもしれませんよ?
生きるのが辛いとか、逃げたいとか、追いつめられてるワケではないなら、もうちょいだけ周りを見てみたら案外面白い事が転がってるかもしれません。
どうか、あなたの人生が豊かなものでありますように。