僕は凄く感謝してる。
あの頃の僕はずっと死にたくて、何度も自殺が未遂で終わるのに嫌気が差して、もう何もかもが嫌だった。
当時僕は受験生だった。
自殺を毎回苦しくなってやめて、自己嫌悪に陥って、辛くてどうしようもなくて、ずっと死にたかった。
高校生になるまでに絶対に死ぬと決めてた。
だから、何度も自分の首を絞めたり、自分の身体に刃物を刺そうとしたりしてた。
ずっと死ねなかった。
そんな時、どこの高校に進学するかと言う面談があって、僕は、
どうせ死ぬから高校には行かない。
それならもう何処だっていい。
そう思って、その時知ってる中で1番偏差値の低い学校に行くと言ってた。
偏差値が凄く高い学校に行ける程の脳は僕には無かったから、1番下を希望してた。
結局、父が先生に、僕ならどこの学校まで行けそうかと聞いて上から5番目の高校なら余裕をもって行けるとの事で、そこを受験することになった。
当時の僕にとってはそんな事どうでもよかった。
どうせその高校にも行かない。
行けない。
どうせ入学前までに死ぬから。
ずっとそう思ってた。
受験勉強なんて何もせずに毎日をただぼーっと過ごしてた。
受験に成功しようと失敗しようと、どうでも良かった。
本気で、死ぬつもりでいた。
受験も、合格発表も、
気が付けば終わってた。
別に受験が嫌で死にたかったわけじゃないから、死にたいのは変わらなかった。
でもそんな時、ある人を見つけた。
踊ってる人。
僕は元々踊る事だけは何よりも好きだった。
踊ってる彼はすごく素敵で、僕は彼を見て初めて夢を持てた。
親に言われたものじゃない、自分の夢を持ったのは初めてで、嬉しくなった。
彼みたいになりたいと思った。
彼みたいになる為には、もう一度踊れるようになる為には、生きてなきゃいけないと思ったその時から僕は、
死にたいと思わなくなった。
どれだけ毎日家族に酷いことをされても、
どれだけ毎日苦しくても、
死にたいとは思わなくなった。
彼に出会わなかったなら僕は、今ここにいないだろう。
彼自身には、誰かの命を助けた覚えは無くても、確実に少なくとも一人は助けられた。
あれ以来僕は一度も死のうとはしなかった。
今はリスカ、アムカ、レグカ、その他諸々の行為をしちゃうけど、死ぬ為じゃない。
僕は、確実に彼のおかげで今生きてる。
本人に伝える事は出来ないかもだけど、
凄く感謝してる。
ずっと彼が大好き。
本当にありがとう。
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