お母さん。お父さん。ごめんなさい。今日、とあるホームページで僕ひとりが生まれてきたのがすごく奇跡に近いことなんだって知りました。でも僕はずっと前から何もできることができなくて、ひねくれてて、友達もいなくて、頭も悪くて、運動神経も悪くて、かわいくなくて、性格も悪くて、変なやつで、気も短くて、ハキハキ喋れなくて、ブサイクで、キモくて、でもプライドだけは高くて。お父さんもお母さんも小さかった僕にどれだけの期待を込めてたのかは知らないけど、僕はこんなくそみたいな生き物になっちゃいました。ごめんなさい。お母さんが昔、きょうへいくんのお母さんに「きょうへいくんは爽やかでかわいいね。うちの子はなんか暗くて、、、」ってよくないことを言ってたの実はきこえてました。そのときはすごく悲しかったけど、それでもお母さんはそんな僕を一生懸命育ててくれたし、それは不良品なのが悪いって思ってます。そのくらいはわきまえて生きてるから大丈夫です。
でも、中学校でブサイクとかキモいとかダサいとか言われて馬鹿にされたり仲間はずれにされたりするのはやっぱり辛かったです。ある日突然クラスの人が優しくなって僕にも友達ができたって思って喜んでたら、パシられたりするなんてしょっちゅうです。辛いことがあったときは、僕なんかよりも育ててくれたお母さんとお父さんの顔が浮かんで、家に帰るまでは我慢してベッドでいっぱい泣きました。堪えられない時は学校のトイレで泣きました。というか、こっちの方が多かったかな。小学校上がる前にお父さんは男なら涙はぐっと堪えろって言ってたけど、こんな僕は男として失格ですね笑
それから僕は普通の人みたいになるにはどうすればいいかって色々考えて生きるようになりました。その為にいろいろ勉強もしたし、おかげで今はわりとマシな環境で学生生活を送れています。でもやっぱり、時々ボロが出てしまって変な顔されたりします。正直言って、この星は生きづらいです笑
来月あたり、ぼくもついに自分のクルマを手に入れます。なんといえばいいのか、グッズとかもいろいろ買いました笑 免許を取ったのは実はこの為です。友達と遊びに行くとか嘘ついてごめんなさい。まあこれは普通にバレてそうだけど笑 バイトしていろいろ借金とか返し終わったら、ある程度余分に働いて親孝行します。それまでは、こんな僕をよろしく。