君に殺してほしい。
君が僕を殺したら、僕が君の『初めて』。
僕は君を好きなまま君に殺してもらいたい。
だって好きなまま死ねたら僕の愛は永遠になる。
あぁ。好きだな。その笑顔。
でも、それは僕以外には見せちゃダメだよ。
僕以外の人と楽しそうに話さないで。
僕だけと話そうよ。
僕以外の女の子見ちゃだめ。もちろん二次元の女の子も。
だって僕じゃ君の理想とかけはなれてるんだもん。
君が好きなのは、女の子。
だから、女の子でいなきゃいけなかった。
ごめん。僕、女の子じゃない。でも、男の子でもない。
君に好かれたい。
約束してくれたよね?
ずっと一緒。って。
ねえ。言ってくれたよね?
愛してる。って。
なんで?なんで?
僕なんかした?
覚えてますか?卒業したら…って約束。
守ってくれるかな。
つらいよ。苦しいよ。
あと11ヶ月くらい?かな。
長いな……。
死にたい。
違う。
殺して欲しい。
僕を殴って、蹴って、痛めつけてよ。
愛されてるって自覚出来るから。
優しい君はそんなことしてくれないと思うけどね。
でも僕は君に痛めつけて欲しい。