大好きなあなたへ。まず最初に。本当にあなたの事が好きです。本当に。これだけ好きなのに、あなたが同じ高校に入ってくることが

まず最初に。

本当にあなたの事が好きです。本当に。

これだけ好きなのに、あなたが同じ高校に入ってくることが少し辛い私を許してください。

大好きだからこそ辛いんです。ごめんね。

あなたは一つ年下で、私は先に高校に入りました。
最初は、違う高校を受験する、と言っていたのを聞いて「最後に告白して、フラれて吹っ切れよう」と思っていました。

私はゲイの男で、あなたはストレートの男。
下手すれば、告白してトラウマになってしまうかもしれない。男からそんな目で見られてたなんて。とか。
それでも、そう思っていても私は狡くて、最後に告白しようと思っていました。

年末に私と同じ高校に来る、と聞いた時。いろんなことを考えました。
またあなたと一緒にいられる、またあなたと話せる、またあなたと。
その反面、こんなことも考えました。
もし、あなたに彼女が出来たら。もし、あなたが女の子といい感じになってるのを見てしまったら。

自分勝手過ぎる、そう思って自己嫌悪に陥る。それをただただ繰り返しました。

同じ高校に来るなら、また告白できないなあ。って思ったり。自分のことしか考えてないって思って、また自己嫌悪に陥り…

でも本当にあなたのことが好きで、好きで、好きで、仕方ないんです。
いくら隠しても、いくら繕っても、あなたへの好きが溢れ出てしまう。本当に、すき。

いっそ告白して、思い切り嫌われる方がいい。と思うけど、あなたに距離を置かれるのが1番辛いです。

それなら、このまま、男の友達として、傍に居られる方を選びます。なんて
矛盾してるよね。私もそう思う。

もうどうすればいいのかわかんないよ…。

私が女の子だったら、まだよかったのかな。
もうわかんないや。

きっと一生言えないけど、本当に大好きだよ。
あなたには幸せになって欲しいんだ