就活の終わり、人生の反省、これからのこと。私はずっと生き急いでいたのかもしれないなって。就活に一応の終わりが訪れ、専門学校を卒業し

初めましての方は初めまして。
お久しぶりの方はお久しぶりです。
超・超長文です。
暇なときにでも読んでもらえると嬉しいです。
就活に一応の終わりが訪れ、専門学校を卒業し、少しづつ落ち着いてきたのでご報告です。
今までの小瓶で応援してくださった方々には、どれだけ感謝してもしきれません…。
本当に、ありがとうございました！

現在私は専門学校を卒業し、友人の紹介で、ある企業で働いています。
（その友人は前の小瓶で話した友人とは違う子です）
雇用形態は業務委託で、保証もあまりないけれど、少しづつ『働くこと』に前向きに取り組めています。

さて、今回は私自身の話に皆様あまり興味などないかもしれませんが、私の話をさせて下さい。
今まで私を支えてくれた方々の中には、中学生や高校生といった、私よりも若い方々がいたので…。
そんな方々にちょっとしたメッセージをこめて。
そして、進路に迷う人に、経験者の独り言をと思ったので。


私は子供のころからずっと、絵を描くことが好きでした。
加えてゲームも好きだったので、『ゲームに関わるデザイナーになる』という夢と目標を小学6年生のころには持っていました。
中学生のころには、高校卒業後は専門学校に進学するということまで、すでに自分の中で決意していました。
そのうえで今何をすべきか、何が自分に必要か、どの高校に進学すれば夢と目標を叶える力を得られるか…。
ずっと先のことを考えて、決意して、覚悟して、ここまで生きてきました。
だからこそ、辛いことのすべてに意味があるのだと受け入れて、辛い授業も逃げずに向き合いました。
運動が苦手で、でも先生も私の頑張りを認めてくれて…。
努力には必ず優しい報いがあり、日ごろの生活態度のおかげで、失敗しても穏やかに諭してもらえることばかりでした。
いわば私は、これまでに大きな失敗や挫折、先の思い描けない不安に直面したことがなかったのです。
（家庭内ではいろいろあったりなかったりでしたが今回は割愛します）
絵にかいたような優等生として、模範的かつ善良な生徒でした。
積み重ねたものは必ず報われて、日々の行いは必ず正しく評価される。
ずっとそうだった。理不尽こそあれど。それは、『正しいこと』は、いつだって正しくゆるぎない。

そう思っていたんです。でも、『必ず』なんてなくて。
就活の中で私は、初めて、今まで積み重ねたものがすべて無意味なのではと感じました。
私はたったひとつの目標に、ずっと一直線に進んできました。
だからこそ。
だからこそ、そのすべての価値がなくなったように感じ虚しくなりました。

落ち着いた今は、報われるまでまだ時間がかかるのだろうと考えています。
ずっと生き急いぐようにひとつの目標に向かって生きてきたので、少しづつ、人生の回り道をできるようになりたいと思っています。

つまり何が言いたいのかといわれると、上手くまとまらないのですが。（笑）
今、進路を迷っている人、目標のない人、夢が見つからない人。
皆様それぞれ事情と思いを抱えて生きています。
どうか、もしよければあなたの人生の選択肢に『回り道』を入れてみてください。
私も少しづつ、遠回りして生きていきたい。
今は、いろいろ落ち着いて、そんな風に思えるようになりました。

答えはすぐじゃなくていい。
『いつか』に期待したっていい。
先延ばしにするのは必ずしも悪手ではない。

未来を信じてみてください。
月並みな言葉だけれどきっと、私はそう伝えたかったのだと思います。

長々と書きましたが、皆様、今まで本当にありがとうございました。
これからも、時々お返事書いたり、小瓶流したり、すると思います。
その時はまた、どうかよろしくお願いいたします。