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あの時の記憶。無意識にホームに向かって歩いていたらしく、近くにいた人に止められて我に返った。電車の警笛とギリギリの距離で感じた

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無意識にホームに向かって歩いていたらしく、近くにいた人に止められて我に返った。

電車の警笛とギリギリの距離で感じた凄まじい風圧、何より無意識にそんな事をした自分の行動に放心して、思わずその場で座り込んでしまった。

動けずにいたら、駆けつけた駅員さんと止めてくださった男性の計らいで、しばらく駅員室で休ませて頂くことになった。
お酒は飲んでいなかったから、「貧血か何かでふらついてしまった」という解釈をしてくださったらしい。

かろうじて声が出せたので、
助けてくださった男性にお礼を伝え、
その後少し休ませて頂いた後、
駅員さんにもお礼と謝罪をして、
駅員室を後にした。


あの時、「死にたい」と思って意識してホームの淵に向かっていったわけではない。

完全に、無意識だった。

夜の遅めの時間で、酔っ払いやスマホを見ている人達がいて、ホームの外の建物のネオンがギラギラしていた。

何もかも、いつもと同じだった。

少しだけ違いを挙げるなら、
月を見ていたことかもしれない。

ホームの先頭に並んでいて、
空が良く見えた。
小さな白い月が出ていたから、
なんとなくずっと見ていた。

覚えているのはここまで。


思えば最近、「死にたい。もう楽になりたい。解放されたい。」と考えていなかった気がする。

以前は家庭の状況や労働環境の酷さ、そして分かっていても抜け出せない・逃れられない自分の現状に絶望して、もう何年も毎日のように考えていたのに。

何故最近は考えていなかったのか、
自分でもよく分からない。

ただ、今こうして冷静に思い返すと、
「もう考えることすらできなくなっていた」のではないか、と思う。

これまで周りにいた「死にたい」と口にしていた人達を思い起こすと、
実際には行動にうつさ(せ)ない、
周囲に伝えることで気を引く、
嫌なことがあった時の単なる口癖、
などのパターンが多かった気がする。

もちろん「死ぬ」と決意表明して、変な言い方だが計画的に行動し、実現する意志の強い人もいただろう。

でも、何も言わずにある日いきなり
命を絶つ人もいる。

祖母がそうだった。

ニコニコと笑って「近所のお茶飲み友達のところに行ってくる」と家を出ていった。
数時間後、祖母が見つかったのは近くの井戸の中だった。
だから、私は今でも井戸が怖い。


上手く言えないが、「死」はたぶんすぐ後ろにいるのだと思う。

心身が健全なうちは見えないし、意識することも少ない。「明日死ぬかも」と思って生きている人は少数派だと思う。

死を決意して計画的に行動にうつせる人は、後ろにいる「死」を自分で前にもってきて行動するのではないか。
その死を見つめながら、最後の時まで。

そして、無意識の死。
これは、ふとした瞬間に後ろにいる「死」を振り返って見てしまったのではないか、と。

「死にたい」とすら感じることがなくなる程に心神喪失状態というのは、ふと後ろを振り返りやすい状態なのではないかと思う。

振り返った時にたまたま「死」と目があってしまった時、もしかしたら無意識にそれに向かって足を進めてしまうのかもしれない。


ただ、それを自覚しても
私の現状は変わらない。
もう自力では変えることもできない。
多額の借金、介護、家庭内暴力、精神疾患の家族、持病持ち、それ故に限られる労働環境の悪い職場...
役所や福祉機関、法テラスなどに助けを求めても、どれも根本的な解決には至らなかった。

助けを求める声が多過ぎて、
どの機関も大変のようだ。
きっと私のような、そして私なんかよりも苦しい状況の人達が、今のこの国には溢れているのだろう。
貧困層は、他の階層の人達からは見えにくいらしいけれど。

私は、もしかしたらもう助からないのかもしれない。
またいつ後ろを振り返ってしまうか、自分でも分からない。
その時、あの親切な男性のように止めてくれる人がいないかもしれない。

でも電車を止めると多くの人達に大迷惑をかけることになるから、出来ればそうしたくはない。今後は、先頭に並ぶのは極力避けよう。
飛び降りも同じ。
建物の上には近づかないよう、気を付けよう。

もう少し足掻いてみて、それで駄目なら...その時は、決意を持って行動にうつしたい。
最後くらい、
自分の好きなように、
きちんと。
名前のない小瓶
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優しいあなたなら、まだこれから先も頑張れるよ!自分に負けないで生きて下さいね!
ななしさん
最初から、途中の「だから、私は今でも井戸が怖い。」のところまでで一つの優れたエッセーのようでした。そこで終わると、祖母の死に方とともに死が生のすぐ隣りにあるという余韻が残ります。

その後の、死に関する分析は校正の余地があると思います。
ななしさん
明るくていつも笑ってるような人のが
頑張っていたりするんだよね怖いぐらいに。
そんな人が消える前、なんの予兆すら無いってこともある。
消えてしまうのはあまりにも早い。
諦めているんだろう。周囲に言っても改善はされないこと、周りに言ったら何が変わるか、なんも変わらないと分かりきってしまった人。
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