自分の涙も怒りも、もはや馬鹿らしく思えてきた。
「全部わざとらしいんだよ」って、自分で自分を冷ややかに見て、笑えてきてしまう。
何をしてても監視されてるみたいに感じるのはなんで?
人と話してる時も、悲しい、虚しい、助けて欲しいといつも心の中で叫んでいる。どれだけ愛想よく笑顔を浮かべてても。
私は心の病気を持っているけれど、両親は昔から向き合ってはくれない(この歳で親に固執する自分もどうかと思うけれど)。
病院では、治療に長くかかるだろうとは言われてる。でも良くなるどころか、年々ひどくなるばっかりだ。
人に頼っていいとは言われるけど、どこまで頼るべきなのかが分からない。
頼ったとして、「こんなこともできないのか」と思われるのが怖い。私は人として未熟だから、せめて一人でできないといけないと思って、いつも黙り込んでは思い悩んでしまう。
自分の心が病んでる自覚はあるけど、でも、私は私が悪いなんて、ちっとも思っていないんだ。
心を病んだのも、人や環境のせいにしてばかりで、満たされない子どものように、いつもどこか拗ねている。
毎日これだけ辛くたって、自殺する勇気もないし(だって臆病だもの)。
もはや自分を正当化する理由も思い浮かばない。考えついたとして、口にすればそんな自分を馬鹿らしく感じるだろう。
同情される価値もない。でも一人はさみしい。
せめて私に似た思いを持つ人がいればいいのに。全てが虚しい。