寂しいんです。誰も私を見てくれていない気がして。
怖いんです。大切なあの子が私の事嫌うんじゃないかって。
何も出来ないんです。なにも。
勉強も、運動もできない。
性格もよくないし、見た目だってダメダメだ。
そんな自分に嫌気がさすんです。
毎日登校中に思うんです。
このまま車にぶつかれば、楽になれるかなって。
自分が遠くに感じられて嫌になるんです。
激しい自己嫌悪は考えすぎってことくらいわかってるんです。
恐らく、私には私のいい所があるんでしょうね。
けど、そんなもの見つかりやしない。
通信表みて思ったんです。
「持ち前の明るさでみんなに接していました。教室に入る時や廊下ですれ違う時、爽やかな笑顔であいさつができています。」
明るさなんて仮面です。笑顔なんて自分の暗さを隠すためのただの布です
それなのに先生はそこを褒めます
先生も、友達(?)も親友も
私なんか探そうとなんかしないんです。
だったら少しくらい傷つけたっていいじゃない。
この身体なんて、誰も見ないんだから。
優しい王子様は、全てを見てくれる王子様は、優しくて可愛らしい女の子にしか来てくれやしません。
全て揃っていない私をだれも見つけてはくれないんでしょう?
だったら友達、なんて親友、なんて言わないで
お願いだから、誰か私を見つけて