2018年のM-1で観たあたおか(頭おかしい)のフレーズを即使ってみたくなったミーハーなアラサーです。
三年前、半年間程不倫していました。
既婚彼(29)既婚子持ち
私(23)独身
当時の彼氏(40)バツイチ独身
顔面偏差値低めなのにそこそこモテる人生でした。
いや、人間的魅力故にモテていた訳ではないことは今ならわかります。
自分に自信がないのに自意識過剰、無趣味で男に尽くすぐらいでしか自分の存在価値を見いだせないつまらない女だから、それを本能的に見抜いたしょうもない男性達が手っ取り早く遊べる対象だった。それだけです。
既婚彼との出会いは合コンで、初めはセ××でした。
当時、彼氏は居ましたが男性機能がほぼゼロの方だったので私は欲求不満だったのです。
初めから相手を既婚者と知っていて、私にも彼氏がいることを知られていたのでお互い遊びの関係でした。
それがいつしか毎日私の部屋に泊まるようになり、ついには別居すると言い私の部屋の近くにワンルームを借りて引っ越してきました。
出会った日から4ヶ月後のことでした。
はじめの頃は
「嫁とは本当は結婚したくなかった」
「子供が居なければすぐにでも離婚する」
と言っていたのが、別居する頃には
「お互いの両親には離婚の方向であることを報告した」
「子供は嫁が引き取ることで話が付きそうだ」
と話が進んでいました(真偽不明)。
私はと言うと
当時の彼氏とは別れ、既婚彼の引っ越しの手伝いをし、離婚経験者の知り合いを既婚彼に紹介したり、
あげくのはてには友人に新しい彼氏として紹介しました。まだ離婚してないのに。
不倫の背徳感てすげー快感なんですよ。脳内麻薬。頭沸いてたんですね。当時自分達中心に世界が回ってるくらいに思ってました。
出会って半年経った頃、既婚彼が
「このまま離婚しても後悔はしないが、子供の成長を間近で見れないことが心残りだ」
と寂しそうに言いました。
それを聞いた私は烈火のごとく怒り狂いました。
「私より嫁との子供の方が大切ってこと!?それって私より嫁のことを愛してるってこと!?」
と。
違う違う、ごめんね、と彼が私をなだめてその場は終わったのですが、その日私は自分でも直視してこなかった事実に気が付きました。
彼にとって私は子供の次に大切な存在。そして子供は嫁との愛の結晶。たとえ離婚が成立し私と一緒になったとしても、子供に会いに行く彼を見送る度に私は醜い嫉妬心を抱くのだろう。子供にはなんの罪もないのに。
そこでやっと既婚彼の子供のことを意識したんです。
遅過ぎです。
私が子供の立場だったら?
女を恨むでしょう。しょーもない女にはまった父親も。諸事情で親を尊敬できない子供ってたくさんいるんだろうけど、でも、悲しいことです。両親が仲良く、その両親から愛されて育つに越したことはない。こんなことをしていた私が言える立場じゃありませんが。
私は既婚彼に別れを告げ、新卒で入った会社を辞め、関西の実家へ帰りました。
出会った日から8ヶ月。別れてから2ヶ月経った頃、既婚彼から会いたいと連絡がありました。
彼の車の中で話しました。
先週離婚した、とのことでした(真偽不明)。
そして北陸地方へ転勤になることを告げられました。
結婚して、一緒に住もう。とのことでした。
答えはノー。
不倫のラリっていた状態とは言え、私なりに既婚彼のことを愛していましたし、一緒になりたい気持ちはものすごくありました。
でも、何かが。
それは子供がいるからなのか、バツありという事実が後ろめたいからなのか、因果応報で私も浮気され捨てられるんじゃないかという思いからなのか、
いや、ぜんぶひっくるめてなのかもしれませんが、
一緒にはなれない。
と思いました。
彼はワンルームへ一人帰ってゆきました。
そして2年後、25歳の時、3歳年上の男性と入籍しました。
入籍直後、結婚指輪を作りに行った帰り道、駅で既婚彼を見かけました。
既婚彼は子供と自身の母親と三人でした。
離婚した、の言葉が真実であれば、あの日は面会の日だったのではないでしょうか。
あちらは私に気付いていません。
私はと言うと、既婚彼を見た瞬間から心臓がドキドキ、強烈な罪悪感から既婚彼と子供をもう一度視界に入れることが出来ず、思わず背を向けました。
子供に話しかける既婚彼の声はとても優しい。ああ、彼もお父さんなんだな。
そして彼が好きだった。ものすごく。と思いました。
私の隣には入籍したばかりの主人が居ます。私は何も言わずその場を去りました。
そして今現在、主人と二人暮らしです。
子供は、あまり欲しいと思いません。
主人は我慢強く、物事を論理的に、客観的に、かつポジティブに考えます。学歴以上に、頭の回転が良いです。仕事が好きみたいです。
私は真逆です。不平不満をすぐ口にしてしまい、感情的でネガティブです。学歴普通の割に頭の回転が悪くポンコツな上に可愛気もありません。仕事でも迷惑をかけてばかりです。
毎日忙しいなりに充実していると思います。仕事も、勉強も、家事も、健康のための運動も、26歳になって初めてちゃんと取り組んでます。恥ずかしながら。
不倫の日々は何だったんだろう。
自分が自分じゃないみたいでした。
謝るなどおこがましいですが、深く反省しています。既婚彼の奥様とお子様には謝っても謝り切れない。
この先主人に不倫されて捨てられるかもしれません。そうなったら受け入れるしかないな。あがくことなく。
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ななしさん
2年半ぶりに戻ってきた。26歳だった私も29歳になった。彼のことはやっと薄れてきた。泣くことは無くなった。毎日思い出すけれど。もう忘れることは諦めた。愛じゃない、執着だと分かっている。醜いし無駄な時間。でもこの醜さも含めて私。まだ離婚はしていない。最近、大きな原因は無いが私たち夫婦に子供が出来にくいことがわかった。私の過去を思えば婦人科系の大きな病気が見つかっていないだけ奇跡だ。子供が出来ないのは私が彼への執着を抱き続けてるからじゃないかな、なんて半分本気で思っている。今再会しても、きっと当時よりも老けた私に見向きもされないんだろうな。
ななしさん
お返事ありがとうございました。彼のことを思い出さない日はありません。傷つけた方々への懺悔の気持ちも。愛してた、愛してる、どっちなんだろう。か
不倫について、個人的には、恋愛自体は自由だし頭を働かせる前に始まってしまうもので、不倫が起こることはしょうがない。けれど、傷つく人が多い(当人達含め)以上やっぱり正当化はできない、という認識です。
送り主さんはその意味で、いろいろわかっていながら続けてしまった点は問題だと思います。でもすでに自分を十分に振り返られ、過ちを認められているようです。ご自身のことをかなり分析されていてすごいと思いました。
最後の言葉は戒めであり決意表明でしょうか。どうぞ次は今のお相手を大切に、がんばってください。
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