死を選びたいほど苦しい状況なのだと
察します。
仏教は人生の問題解決方法を説いています。
最初はそんなことと思うかもしれませんが
徐々に本当のことを言っているのだと感じる
ようになります。
人生は一切皆苦。
まさに生も死も老いも病も人生は隙間なく
苦しみです。幸福感でさえ永遠に続くものでは
ありません。諦めるしかありません。
そもそも苦や楽を感じる自分は何者でしょうか。
私の名前は何で、誕生日はいつで、どこで生まれ
育ち、どこの会社に勤めており、家族が何人いて、
趣味は何で、、
自分を特徴付ける情報はあっても
単独で自分自身を表すことができない。
これを「縁」と言います。
私に実体はなく、縁(関係)があるだけ。
急がなくても絶対に人は死にます。
植物がやがて枯れるのと同じように
当たり前のことです。
自死によって
残された人を悲しませたり、生きていたら
喜んでくれる人がいる、その可能性を断つ。
それが善いわけでも悪いわけでもない。
原因を作ったらそれに応じた結果が起こるだけ。
どういう結果を見据えるかは本人次第です。
仏教では苦しみの正体を知り心を穏やかに
保つことを善い結果だとしています。