一緒にいるときに幸せだって感情には、名前なんていらないのかもしれない

こんにちは。同性愛の投稿者、鍵沢 裕貴です。
投稿は４回目になります。＋同性愛、嫌いという方はご注意下さい＋
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
好きな人は、僕の前の席に座ってた。
テスト初日。それだけで僕は小さくガッツポーズ。
さらに、「おはよ！」なんて挨拶されるから、もうそれだけで幸せ。
 
今日の科目は、僕の不安な科目で、その人の嫌いな科目。
でも、「頑張れ」なんて言えない。「嫌味かｗｗｗ」って言われるから。
テスト開始して、途中で全然解けない問題で焦ってて、ふと前を見た。
 
「あ、そうだ。前に座ってたんだ。」
 
そう思い出したら、なんか、それだけで元気出てきた。その後、分からない問題の解き方を思い出せたのもきっと、その人のおかげ。
 
相変わらず、僕は不器用で。周りの人もみんなで記憶と口頭で答え合わせしてる時、やっぱり緊張して目を合わせることは出来なかったけど、でもすごい、楽しかった。
見てるだけで面白いんだ。その中に自分が混ざってるだけでも幸せ。
コミュニケーションの上手さは、僕はその人と雲泥の差。
色んな人から好かれてるその人は、いつでも逃げ出せるようなコミュニケーションをとり続ける僕とは明らかに違う。
いつも周りの人を楽しませて、だからみんなに好かれるんだ。
 
尊敬も含まれるかもしれない。あんなに色んな人と話すのに自慢なんて全然しないし、騒ぐわけでもない。
羨ましいだけかもしれない。
 
でも、周りにいた人が「○○（その人）、本当におもしれぇ。好きだ！」なんて言ったときには、笑ってられなかった。
好かれてることは良いことのはずなのに、「気楽に好きとか言わないでくれよ」って思わずにはいられなかった。
これって、駄目だよな。だって、その人にとって良いことを「嫌だ」って感じるの、絶対おかしいもんな。
 
 
なんか、もう好きとか、そうじゃないとか。そういう問題じゃなくて
一緒にいるときに幸せだって感情には、名前なんていらないのかもしれないって思い始めてしまいます。