だれかこの自分を見つけてくれる人がいたのならいいのにと思う。歪んだこの感情を必死に隠してるけどそれを見つけて

だれかこの自分を見つけてくれる人がいたのならいいのにと思う。
歪んだこの感情を必死に隠してるけど
それを見つけて欲しいし
見つけて欲しくない。
こんな自分を理解して欲しいし
理解してくれるわけがないと決めつけている。
人間関係うまくいかなくて
期待して近づいて傷ついて遠ざかり壁を築いてしまう。
壁の小さな小窓から
そっと覗いてみたりするけれど
そこから見える風景に自分が居てはいけないと言われている。
だからまた遠ざかって
でも相手が少し壁の外から手を伸ばしてくれるから、期待して踏み出して傷ついて遠ざかり殻にこもる。
そうやって自分は生きてきた。
だからどうもひねくれてしまって
諦めが早くなってしまって
何も期待したくない。
だけど
自分は貪欲だから
わずかな期待にも素直に体を預けてしまう。
それで何度も刺されているのに
人間は何度も同じ間違いを犯す。
こんな矛盾している自分は
誰でも受け入れてあげると優しい面をして自分から突き放す。
なんとも鈍い人間だからその行為が相手を突き放しているのにも気づかない。
せっかく壁を築かなくてもいい人間に出会えたのに、
いつのまにか突き放していて
国境が引かれている。
そこに自分は諦めが早いから壁を築いて
小窓からそっとあちらを見ている。
自分が傷つかないように
自分が泣かないように
自分が痛くないように。
壁があれば攻撃を受けても大ダメージは受けないから
けれど小窓から見える風景にダメージを受けている
何重にもなった小窓は
ほぼ見えなくて
それでも笑っている向こうの風景は
まだまだ自分を痛めつける。
心底人間関係下手くそだと思う。
自分から踏み出すのが下手で
間違ったタイミングで足を出して
蹴られてしまう。
蹴られたのは足のはずなのに
心臓を直接スパイクで蹴られたみたい
だから
自分から壁は壊せなくて
上に広がる青空だけをぼーっと見つめている。
時々空に向かって叫んでみたりするけど
返事が返ってこないこともある
返事が返ってきても
それは壁を壊してはくれなくて
ただ座るしかない。
本当は誰かに受け入れて欲しいのに
わかって欲しいのに
何もわかって欲しくない。
肩こりが痛い