せっかくそこそこの大学を出たのに、ゼミの教授からもやめとけと言われたのに、先のない業界へ、先のない職種、職種って言うほどの経験も詰めてないけど、そこを自分で選択した。
今28歳。合わない、辛い職場で、将来性のない業界で、経験にならない業務を日々行っていて。もちろん、まだ、まだまだ、働き先はあるだろうけれど、思うのは、ああ、なんでこんな選択をしたんだろうって。要は馬鹿みたいに育ててしまったプライドが選択を失敗したことを、同級生たちが得ている、これから得ていくものを自分が得られないことを、それをこれから見ていかなければならないことを思うと、思いきれない、耐えられないだけ。
それだけって分かってるけど、消えてしまいたいって、自分なんてなかったことにしたいって思ってしまう。そう思う自分を責めて、更に辛くなって。
過去の自分への罵倒や蔑みを並べても無駄だ。分かってる。でも無くなってしまいたいって気持ちとの繰り返しにしかならないよ。
んなこと言っても私は死への行動は取らない、と思う。なんだかんだそこそこの親は居て(それも重しで)、実家で(逃げ場はなくて)、正規の仕事があって(辞めるって思いきれなくて)。でもいつか突然振り切っちゃうじゃないかって怖い。これも繰り返してる。
自分の頭の中は繰り返ししかしてないのに、毎日はどんどん次の日へ、次の月へ、次の年へ進んでいく、私は老いていく、こわい。