ここ数日、私の住む土地は夏とは思えない位に冷えています。
夏が嫌いな私には嬉しいかぎり。
1138通目の私のメールへの返信を読み、私は一歩を踏み出そうと決心しました。
決心なんて、そんな大きなものではありませんが。
大切な人間を看取ってから、外界と遮断していた私、を変えたい。
一人殻にこもり、彼を思い泣き続けるのはいけない。
宛名のないメールに登録して、皆さんのメールを読みそう思いました。
1100通目の
大切な人に看取られたい?
大切な人を看取りたい?
という問いへの返事達。
皆さんの気持ちが伝わってきました。
生きるということは前に進む事。
死ぬということは止まる事。
私は彼を亡くした、あの雨の日から歩き出したい。
傘を閉じるには時間がかかるだろうけれど、雨足を弱めることは出来るはずだか
ら。
小夜子