自分の体すら満足に動かないって、いわゆる運動神経が鈍いみたいな感じですか?
だとしたら、ちょっとずつでいいから運動するといいですよ。
実際、体の動きでどんくさいという印象を与えることはかなり多いと思います。
皆で歩いていても1人だけ遅れるとか、何かを運べとか持ってこいと指示されても人より遅いとかね。
動きが機敏になると大分見た目の印象が良くなるし、単純に動くスピードが早くなるんだから作業のスピードも上がります。
後は、時間を意識すること。
「今日中にこの仕事やって」と言われた時、どんくさい人は「今日中だな」とだけ頭にインプットする。だから今やってる仕事が長引いたりすると、つい後回しにしてしまったり、残業したり、他の人がやる羽目になったり。
でも、仕事が早い人は「今やってる仕事は11時で切り上げて、この仕事は13時までに終わらせよう。今日は昼休憩は遅めにずらしてとろう。会議までにあの資料を確認するから…」と、すぐにタイムテーブルを組み立ててる。
この辺の考え方の違いが、効率に繋がっていくんじゃないかと思います。
私の後輩が「とろい」と言われ続けていた人で、その原因がまさにこの時間感覚の曖昧さだったから、私の部署に来てからは「これは何時までに終わらせる?今やってる仕事は何?それは間に合うの?どっちを先にやるの?」と、一緒に働いた2年間、自分でも引くほど細かくネチネチと指示を出しましたよ…今は立派な店長です。店長の仕事の方がはるかに難しいはずなのに、未だに「あなたと一緒にいた頃が1番しんどかった」と言ってます。でも頼もしい部下です。スパルタした甲斐がありました。
主さんに「効率が悪い」と言ってる人は、偉そうに怒ってばかりいないで、主さんが動きやすいように自分がしっかり指示を出せばいいのにね。まず自信をつけさせなきゃ、部下は萎縮して挑戦しなくなってしまうのに、こんなに追い詰めるなんて上司失格です。
ただ、「結果が出なければ努力じゃない」っていう所だけは同感です。
売り上げを上げる為に努力して、結果売り上げが上がらなかったら、その努力は間違っていたってことです。間違っていたことを認めて、すぐに修正しなければ、いつまでも売り上げは上がりません。
もちろん、失敗は無駄ではありません。立派な経験値となります。ただそれはその後修正して成功して、初めて「あの失敗が糧になった」と言えるのだから、失敗だけで成長も成功も修正もひとつもないなら、それは努力とは呼べない。
自分が大っ嫌い?
いいことじゃないですか。嫌いだから欠点を直したいと思う。自分を変えたいと思うんです。そうでしょう?
「頑張ってる私はえらい!だからこのままでいい!わかってくれない周りが悪い!」なんて自己満足の自分大好き人間だったら、それこそいつまでたっても変われないはずです。
自分はこれじゃ駄目だ、と思うことが、駄目から抜け出す1歩です。
成長の仕方は何でもいいですよ。
いつも15分かかる作業を14分で終わらせられたとか、注意の呼び出しが1回で済んだとか、何でもいい。
いつか自分を嫌いだと思わなくなる時まで、気楽に1mmずつ伸びましょう。私みたいな口うるさい先輩がいたら、その変化にきっと気づきます。
大丈夫大丈夫。
下を向かないで。