一通目です。
そうだねー、悪いけど最後の2行はちょっと意味を考えられなかった。
ええっと、一応理解を示してくれたって感じなのかね？そこら辺は同じだった的な。
その上で、返事します。食い違いご了承。
確かにそうだろうと思うけど、俺の考えを付け加えるなら、その時その瞬間にとって必要ないものでしかないんだと思うね。
捨てようとしても捨てきれないのは、その先も見えるからだよね？使う時、必要な時が来るかもしれないって。
だからね、なんていうか、必要じゃないと思ったことと、捨てようとしても捨てられないこと自体が大事なんじゃない？
たぶんだけどね、生き物に捨てられるものなんて何にもないと思う。根拠はないけど、人間にだって退化した筈の尻尾が、まだ骨として残ってるし、大きなヒレを持っていても五本の指の骨がある生き物もいる。
何かを乗り越えたとしても、捨てた気になって、その時の悪いものが出てこなくなったり見えなくなってるだけだったりするんじゃないかな。たぶんだけど、それが変わることがあっても一生付きまとってくるものなんじゃないかと思うな。
何かをするのは、他の何かを諦める事にもなるけど、生ある限り決して諦めたものをやめるってことじゃないと思うんだ。
まあ、主さんの言う無を死だと思って書いたのは、俺がそういう考え方を昔していたからってだけだけどさ。
無って言うのは理想だろうし最高なんだろうけど、最高ってことはもう上がり幅がないんじゃないかな。そしたら、停滞するか落ちるかしかない。
俺の言った『無』っていうのはたぶん誰にでもあって、いつでもなれることだと思う。だからこそ、有にも戻るし、有のままでもいられないってことね。完璧な永久機関。
まあこれはどうでもいいけど、たぶん本当のことを言うと、無も有も最初からあるから、どっちにいっていいかわかんないのかもしれないけど。
その無から、捨てることを意識した有に移動して、それが自分の中で閃きや気づきとしてわかったら、未知の次元へ行けるかもね。
俺はそこで止まってるから、本当に未知かどうかはまだわかんない。もしかしたら誰かが行った道をなぞっていくだけかもしれないし、真っ暗で見えなくて触れられないだけで、隣人や同じ道を行く人はいるのかもしれない。もしかしたら戻ってきただけかもしれない（笑）
かもしれないとかもしもとか考えてもしょうがないけど、この場に限っては捨てられないねー。
ってな感じに、何故か捨てられないこの場を作ってるのが俺の無に対しての『有』ね。無だったら、意識すらしない。
端的にまとめるとそんな感じで、捨てるって実は失ってるんじゃなく、単に引っ込んでるだけかもよ。ってこと。
だからまあ、どっちも大事なんだよ。生なしで死は語れないし、死なしで生は語れないってな。
そうじゃないと、本当に未知の自分の物語は始まらない。かーもねー（笑）
それはどうだろう。
俺が思う『無』は、必要ないものを捨てる、という事も捨てる。更にそれも捨てる。捨てるという事自体捨てる。
ただありのままに、考える事も考えないことも何にもなく、何もしないことすらしない事だと思う。
ただひたすら何もない事が『無』だって言うなら、何もない事すら何もないんじゃないかって。
究極の、すべての打ち消し。打ち消すという事も打ち消す、不完全すら含む程に完璧な『無』。
だから『有』が生まれるんじゃないか、とも思う。
だからずっと『無』ではいられないんだ、とも思う。
もし死を『無』だと思うんなら、主さんも色んな事を散々考えたのかもしれないけど、それは本当の『無』ではないかもしれないよ。
