母さんと二人で食べる夕飯が一番美味しかったな。
学校から帰って宿題して、テレビ見ながら二人で食べてた。
父さんは嫌いじゃないけど好きでもない。
なんか不味そうに食べるし。
くっちゃくっちゃ食べるし。
口を開けば近所の人の悪口とか何かしらへの批判ばっかり。
正直あんまり一緒にご飯食べたくない。
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名前のない小瓶
わたしんちも、毎日毎日、あなたんちと同じだった。
背景違えど、共通する感情はあると思うので
少しだけですが、理解出来ます。
（悪口と批判ばっかりのくだりね）
もしかしたらだけどね、
おとうさん、自分自身のこと、あんまり好きじゃないんだよ。
それを見たくないんだよ、多分。
誰かを批判することで、一番死んでもやりたくない、
それに向き合うことからは一時的に、気が紛れるでしょ？
過食と同じ。
根っこを見ないという意味ね。
聞いても、本音、言ってくれるかはわかんないけどね。
本人がふたをしている可能性もあるので
無自覚かもしれんしね。
誰かに、自分のこと、きっとわかってほしいんだろね。
いっぱい甘えて、当分補給したら、
よーし！動きたいな、って、健康な心の人ならきっとなると思う。
依存のひとは、そこで、へばりついて動かないけどね。
はなしずれた。
ごめん。
お互いが、ひとかけの、チョコレートの人みたいな
気持ちをもちあわせていると、きっといいのかもね。
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