もう10年近くまえの話なんですが、事故で家族全員亡くなったんです。僕、それ見てて。今でも申し訳なくて居たたまれないことがあります。
今は集団生活を送ってて、勉強や下級生の世話をそれなりには頑張っています。話すのが好きだから楽しいです。
でも少し悩んでいます。
周りから見られないように気をつけていますが、家族を思って祈ることがあります。
見ても分からないと思うけれど本当は日本人じゃなくて、もともと信仰があったので。
たまに、そのとき泣いてしまいます。
この間泣いているのをうっかり同級生に見られて、「17の男がホームシックかよ」と笑われました。
普段は落ち着いている方で、どちらかと言えば頼られているので驚かせたみたいです。
あまり根ほり葉ほり聞かれたくなくて、笑ってごまかしたけれど少し落ち込みました。
やっぱりこの年で泣いていると引きますよね。どうすれば悲しい時も泣かないですみますか?
それから、祈ることはどう思いますか?客観的に。
一人でやってるだけだから習慣に近くて、止めようと思えば止められます。
僕のなかでは、自分も家族も許されると思うから必要という気持ちと、頼っているから強くなれないのかもという気持ちがあります。
もし良かったら教えてください。
泣くのがいけないって誰が決めたんですか?
悲しいときはなけばいいんです。
嬉しいときは笑えばいいし、怒りたいときは怒ればいい。それが人間だと思います。
誰だって、強い面、弱い面あります。
強いのはいい、弱いのはだめって誰が決めたんですか?
悲しいときも泣かない、辛くても誰にも頼らない。それが本当に強いってことですか?
それは違うと思います。
傷つかない強さよりも傷つけない優しさを持つべきだと思うんです。傷つかない強さって見せかけだけの強さだと思います。
本当に強い人は、悲しいときは泣くけれど、それを優しさに変えられる人だと思います。
ほ 自分が痛かった分、人の痛みがわかります。
祈ることもそれであなたの心が軽くなるならいいと思います。
何にも悪いことだとは思いません。
人それぞれですから!