中学生だった3年間、ちょっとコミュニケーションが苦手だったところに目をつけられ、いじめられました。
変なあだ名をつけられ、授業中も休み時間も、ずっと監視紛いのことをされ、行動の一つ一つにコメントや文句をつけられた。3年間、顔を上げたら必ず誰かがニヤニヤしながらこちらを見ていた。
ストレスが溜まって顔中ニキビだらけで、明るかった性格も暗くなってひねくれた。
私は空気が読めない上に、どんどん痛い子になっていった。
親には汚ならしいと言われて、清潔感を出すために髪は男子みたいなショートカットにしていた。
でも私は無駄にプライドが高いから、毎日学校に行った。負けたくなかった。
友達は離れていかなかったけど、私がいじめられていることにはノーコメント・ノータッチ。私をいじめている連中とも仲良くしていた。
高校は遠くの学校を受験した。そこから心機一転、コミュニケーションの仕方も学んで、高3の頃にはいわゆる「空気の読める子」になった。友達もできて、声もよくかけられるようになった。クラスでは皆が仲良しだった。
中学時代の友達は私がうまくやっているのが信じられなくて苦笑いしていた。
大学生になると、身だしなみにも相当気をつかうようになって、中学生の頃の私の面影なんて無くなった。交友関係も広がって、誰も私が昔いじめられていたなんて想像しない
。
中学時代の友人とはまだ交流があるけど、会えば自慢話か知らない人の話をする。私の話は聞かない。私が良い方に変わるたびに嫌な顔をする。
でも中学時代の友人たちはなぜか私に会いたがる。なぜなのでしょう。