「さあ!
よってらっしゃい
みてらっしゃい!
みぞれしぐれにかき氷、
大ばんぶるまいだよ!」
晴れわたった青い空
もくもくした入道雲の上で、まだまだ修行中のカミナリのこどもが、そんなことを言いながらピョンピョン、
おどるように飛び跳ねていた。
「それい!」
片手を大きく横に振り抜くと、
地上では、ひんやりした風がびゅおうっ、と吹いた。
カラカラカラカラカラ!
風鈴祭りをしている山の袂のお寺では、
強い風に吹かれて、風鈴たちが賑やかに鳴った。
「いいねいいね!
風鈴たちも歓迎だ!
えいっ!」
両手で何かをまき上げるような仕草をすると、
今度は氷の粒が降ってきた。
カラカラカラカラカラッ
「涼しそうなガラスのきみたちに、かき氷のプレゼントだよ!
とってもお似合いだよ!」
地上に落ちた氷の粒たちからひんやりした空気を受けながら、
カラカラカラカラカラッ
風鈴たちは涼しそうに、心地よさそうに、音をたてた。
カミナリのこどもは楽しそうに、
「今度はこっちにかき氷かなー。」
とあたりを見渡していた。
思い出小箱[風鈴]を材料に。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
すごくやさしい言葉をかけてあげてほしいです