当時大学生でした。
福祉業界に興味があり、介護・福祉職の合同説明会に参加しました。
100くらい法人が集まっていたのと、その説明会の主催団体が「就活なんでも相談コーナー」みたいなのを設置していて、何名か相談に乗るスタッフがいました。
私はその相談コーナーにて、就活の不安などを相談しました。
話の流れで、「将来的に一人暮らしをしたい」と言いました。
すると、話を聞いていたスタッフが以下のように回答しました。
「福祉職は給料が安いから一人暮らしはできない」
「家を出たらせっかく育ててくれた親御さんがかわいそう」
…
?????
色々と不快・不可解でした。
確かに福祉介護業界は給料が安いと言われています。それでも、魅力や夢を持ってこの業界の合同説明会に参加していました。私に限らずほとんどの学生がそうだったと思います。
仮に一人暮らしが厳しいのが事実だとしても、「できない」と断言し希望を途絶えさせるような回答をしたことが、本当に理解できませんでした。もし言うとしても「現実的な話をすると、福祉職は給料が安いから一人暮らしを希望するなら工夫や節約が必要かもしれない」と前置きを付けたり断言を避けたりすべきではなかったかと思います。
福祉職の就活をサポートするのを仕事にしているのなら、家賃補助のある法人を紹介する、実際に一人暮らししている先輩に話を聞いてみる、などのこともできたのではないでしょうか。
これが仮に、百歩譲って、特定の法人や企業の発言であれば「給料が安いからと辞めるような覚悟のない甘い人を選別するためあえてきついことを言わせてもらった」という意図があったのかな、と想像もできなくはないです。
しかし、繰り返しになりますが今回のその発言者は特定の法人の代表者ではなく、福祉職の就活をサポートする人…のはず、です。あえてふるいにかける必要性を感じられません。
今もですが、介護福祉業界は人手不足とずっと嘆いています。法人はもちろん、福祉就活サポート団体としても、「きつい・汚い・給料安い」のイメージは払拭して多くの人に興味関心→就職としてほしいのではないでしょうか。
なぜ、「給料が安い業界だから就職やめようかな」と思わせる回答をしたのでしょうか。甚だ疑問でしかありません。
また、「家を出たら親御さんがかわいそう」というのも意味がわかりません。
大学を卒業して就職して自立する。そんなに特別なことでもないと思いますし、むしろ推奨されていることだと思っています。
「家を出て、親家族とは一切縁を切りたい。もう早く家を出て解放されたい。だからなんでもいいから就職したい。」なんて発言はしていませんでした。人生設計について聞かれたから「将来的には一人暮らしをしてみたい」と答えたまでです。
逆に、介護や事情もなしに成人後も親と同居していれば「いつまで親のすねをかじっているのか」と叩かれるような社会です。
何なら、大学にも親元を離れ下宿している人はたくさんいました。その人たちみんな親不孝者なのでしょうか。きっとあの合同説明会の場にも一人暮らしをしていた人はたくさんいたと思います。
意味がわからないですし、不快でたまりませんでした。
…
長々とすみません。
もう何年も前のことですが、未だ許せず消化しきれないので書き出させていただきました。
また、私はめげずに(?)福祉職に就職し、一人暮らしをしています。やりくりしつつ、窮屈すぎない生活を送れています。
同僚も半数以上が一人暮らしです。就職当初親と住んでいることを上司に咎められたくらいです。(これもこれでどうかと思いますが。)
共感のお返事をいただけると大変嬉しいです。
「でももしかしたらこういう意図があったのかもしれないよ」というのは私自身何回も何年も考えましたし、既に何人かにも言われてきたことです。もう許してください。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください