心の底から笑った。バカみたいにアホみたいにただ、ただ笑った。
とても、とても楽しかった。
スローモーションのように笑い声がゆっくりと心に沁みていく。
全てを忘れられて。解放されて。
でも、涙が出てきた。笑い涙ではないどこか寂しげな冷たい涙。
現実を突き止める涙。なんでだろう。
目の前のことなんか忘れたい。だから笑って、投げ捨てようとした。
でも、なんで、現実はずっと私から離れないのだろうか。
夜、お月様がずっとわたしの後をついてくるように。いつかは、その正体がわかるのだろうか。
今は、今は現実から逃げたい。
訳もわからず1日がただ、過ぎていく。
毎朝、お日様の光に苛立って。同じ時刻の電車に乗って。慣れたことなのに、心は慣れないまま、体だけが先へと急ごうとする。
なんてつまらない人生だろう。
そう思うと同時に自分の愚かさを知る。
バカな私に誰か、世界の楽しさを教えてください。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください