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人、怖い。人に失望されることが恐怖。たとえそれが私の嫌いな人でも、好きな人でも、変わらない。私は人が怖い

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人、怖い。
人に失望されることが恐怖。
たとえそれが私の嫌いな人でも、好きな人でも、変わらない。
私は人が怖い。
人は、この世の全ては私のことを簡単に嫌うと信じている。

最近はそんなに単純なことでもないとようやく理解できてきたところだけど、ああ、それでも心底、やっぱり私は人間のことが恐ろしい。

ようやく理解できてきた。
普通の人間はちょっとしたことじゃ誰かに心底失望したり、誰かを蛇蝎の如く嫌ったり、敵意を抱いたりはしないし、それを容易にできる人は普通じゃないってこと。
そしてそれを知らなかった私も、かつて周りにいた人間も普通じゃなかったってこと。

普通の人はもっと気楽に生きてる
普通の人はもっと軽い応酬ができる
普通の人はもっと世界を信用してる
普通の人はもっと自然に善意を抱く
普通、普通、普通
なんて素晴らしき普通。
なんておそろしき異常。

大学に入ってから、高校のときからの友達と今になって仲良くなれてから、あまりにも「普通さ」を手にしている彼氏と関わってから、なんか世界観がちょっと変わった気がする。
でも結局は、私が自分の歪みを理解できるのに十分な年齢に達したというだけなのかもしれない。
「普通」を知る機会なんていくらでもあったはずなのに、私はそれを一度も知覚できなかった。

家庭環境と昔から周囲から浮きがちだったこと、それに加えて中学一年生のときの人間関係での失敗で人間不信が加速して
高校は女子校で良くも悪くも閉鎖的な環境だったから苦しくても自分の歪みを直す機会も気づくきっかけも特になかった。
うっすら人のことを見下して、それと同時にとてつもなく恐れていた。
向き合うべき、向き合うチャンスを与えられた人間からは逃げられるものならとにかく逃げた。「絶対今ので失望された!私は終わりだ最低だ、今すぐこんなこと全て忘れてしまいたい」とか勝手に思い込んで。そのくせ未練たらたらで。

昔は勝手の分からないくせしておそろしく厳格に見えた世界が怖かった。
小学四年生のときに
「どうしてこの世にはこんなにも訳も分からなくて恐ろしいものがたくさんあるんだろう。どうして私は何も理解できないんだろう。どうして、私はこんなに馬鹿なんだろう」
と、思ったのをよく覚えている。
実際は私が周りに比べてそんなにも愚かだったというよりは
私は周りよりもこの世界のことを信用していない(できない)がために一から十までこの世のことを知り尽くさなければいけない状態にあり、しかしそんなことは齢そこらのガキには難しかったってだけなんだけど。

本をいくら読んでも分からない。
あの頃の私は小説を読めば読むだけ人のことも、世の中のことも知れるのだと思っていた。
違ったね。
いくら何かを通じて人間についての表面的なことは知ることができても、世界の枠組みを知ることができなければ意味がない。
あの頃の私は知識を無限に積み重ねるくせに公式をひとつも理解できていなかった。だから無限に焦燥・恐怖していた。

私は、人間が、人間として、人間と関係を築くために、社会を生きていくために必要であったなにかが、欠落していた。

そしていま、私はやっとそれを掴みかけている、ような気がした。
私はそれに手を伸ばしてもいい?
私はこの世を、信頼してもいいのだろうか。

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