好きな人への気持ちを流している。
これを読んだ人にどんな風に思われているのだろうか。
惚気ていると思われているのだろうか、
ポエマーだと思われているのであろうか、
違う。私は今を残すために気持ちを綴っている。
この片想いは、遠からず終わりを迎えるのです。
その人に永遠に会えない日が来る。それが少しづつ近づいているのを知っている。
だから、嬉しかったこと、辛いこと、悲しいこと、それをいつか思い返せるように、溢れる思いを綴っているのです。
離別が来ないように出来れば良い。でも、仕事上の関係がなくなれば、もう会うことも連絡を取ることもない。
想像すれば辛い。でも避ける術は無いのです。
今日もその人を見つけて嬉しい。
その人がいるだけで、何気ない日常が輝いて見える。
その人に認めて欲しい。その人の役に立ちたい。だから、一生懸命頑張る。
別に評価や成果は要らない。ただその人のために何かをしたい。それだけ。
その人と話す機会があった。
その人に一つづつ確認して、やることやらないこと、私がすることその人がすることを決めていく。
全てを話し終わった後、その人がポツリと呟いた。
大変だな、って。
うんざりしたような響きだった。
嫌味じゃないこと、私への非難では無いことは知っている。
だから、私はこう返した。
そうですよ、大変なんですよ。
って。
そしたら、その人はこちらを見つめて、少し表情を崩してこう言ってくれた。
そうだね。ありがとうね。
そう少し微笑みながら。
もう少し頑張ろうね。お願いね。
そう続けてくれた。
はい、対応しますね。私はそう言って笑顔でその場を去りました。
なんとなく分かる。
この人とはそんなコミュニケーションが出来る。
お互いに曲解しない。
一つ間違えれば、口論になっていたかもしれない、相手を傷つけたり、驚かせたりしたかもしれない。
年上に不遜だと叱られたり、関係にヒビか入っていたかもしれない。
でも、私はその人の言葉を過剰に受け取らない。
その人は私の言葉を、嫌味だとか、生意気だとかそうは受け取らない。
穏やかな関係なのだと思う。
感謝しないといけないのだと思う。
良き先輩と後輩の関係。
私が、そこに男女の特別、を求めてしまうから、辛くなってしまうのだと。
理性的であれ自分。
善良であれ自分。
そう言い聞かせて、毎日を過ごしているのです。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください