トリプルワークのことを小瓶に流すようになった頃、すでに仕事は始まっていました。
トリプルワークになった理由が、お金がない、それも他人が想像もつかないほど、だったので匿名投稿にしました。
それと、私はパソコンから書いていて、横の話が入って長いです。在宅ワークをずっとしていたし、今も続けていて、少しの時間でもその作業をするから、その時に書いています。
別の小瓶に反省を書いたけど、お金の使い方、お金の感覚が少し歪んでる。
子供ってお金の価値がわかってない。それはほぼ全員。
バイトはいい経験になると思う。
一日限りやイベントじゃなくて、コンビニなどで継続してお金を初めて得た時の気持ち。私は高校時代バイト禁止だったから、大学に入ってそれを味わった。
お金を得ることで、世の中の一部が見える。いつも誰かのお金で生活するなら、この社会が見えない。
コンビニの高校生バイトは、少なくても、6万以上は得ている。多い子は10万近い。時給高くないけど、長く入ったり、土日も入ったりすると、そうなる。1日や2日の短期アルバイトで1万ちょっとだったら、遊びに使う。6万になると、そのお金をどこに使う?
自分が稼いだお金、それも高校生だったら、6万以上って大きい。
そのお金を大事に使うよね。その気持ちがまず大事。
だけど、毎月のことになると、だんだんその気持ちが薄れる。
社会人だと初任給は普通10万は超える。いいところは20万近い。
実家じゃなければ、10万ちょっとだったら、全額生活費に消える。少し遊べるか、まったく遊べないか。
その時にも、世の中が見える。20万近くもらえる人もいるのに、なぜ自分はこれだけなのか。
学生だって、バイトで6万以上も稼ぐ友達見たら、気持ち変わるよね。親からの小遣いがそれ以上ってところは、あまりない。
だから、自分もバイトしたいってうちに来る。続かないのが多いけど。
学費のため、生活費のためになると、無理してでも続ける。早朝シフトの彼女なんてそう。私が入る前、彼女は週に4日5日ぐらい早朝シフトだった。
私が早朝に入ると、午後に入ったり、少し変わった。本人の希望で時間を減らしたようだ。
彼女の中でも、最初の頃より変化があったんだろう。入試が近いと感じる。
学費がためられない、生活が保てないなら、無理する。
不満があっても、それを出せない。
社会人というのは、それが普通。初任給に不満があっても、続ければ上がっていくことを期待して、今を大事にする。
たとえ初任給が20万で多少遊ぶお金できたとしても、遊びで使い果たすのは、ちょっとおかしい。
就職決まったからって、いきなり高級車買うのもいるから、全員がそうではないけど、お金はシビアに社会を反映する。
そんな高級車って、誰が金出す?親かもしれないけど、そんなふうだったら、仕事もあまり熱心にしない。
自分が払うんだったら、車のローンのためにって働く。
だって自分が買ったんだよ。他の誰も払ってくれない。自分が稼いで払うしかない。初任給が20万でも高級車の24回や36回ローンって長いし、高い。
早々にお金のありがたみを知り、社会の一部を知ることは大事だ。一方で、私のように、そのありがたみをだんだん忘れるものもいる。
私のお金の感覚は歪んだものとなった。
他の学生は私がバイトするのを不思議そうに見ていた。なぜ親から仕送りしてもらわないんだろうって。
社会人になると、生活が一変した。そんなに無理なことを課せられない。
遅刻早退欠勤などは、普通に評価下がるけど、熱心にやってもやらなくても、給与に反映しない。最初は。
だけど、そのうち職場の自分の位置づけに気づく。今は新人だから許される。数年後も同じだったら、居場所がなくなる。
同期がいれば比較される。自分のほうが仕事をしている、できると言える状態にしないと、翌年の居場所が悪くなる。
私の職場はちょっと特殊だけど、どこの会社でも新人は新人だからと許される時期がある。それを過ぎたら、そのままでいいわけがない。
もっと給与と言うなら、もっと働け。
それがこの社会の仕組みで、その会社がおかしいわけじゃない。一般的だ。
ただし、会社のシステムでただ働けば収入が増えるとは言えない。
別に今のでいい、楽してこれだけもらえたらいい、そう思っても、会社は、成長することを期待して入社させた。成長しないなら、いなくていい。露骨にそれを見せる。やめるか、努力するか、それはその人の判断。
会社は無駄な人間に給料を払いたくない。会社の立場なら、ごく自然な話だ。
向き不向きもあるので、若い人がさっとやめても、次につなげるなら問題はない。
でも、システムはどこでも同じ。新人に多くを要求しても無理だから、最初は甘い。だんだんと厳しくなる。なぜこれができないんだ、もう入社して半年だろ、新人じゃないと言われるのも普通である。パワハラにもならない。
どこでもそうなのだ。自分の会社が特別厳しいと思うなら、他の人にも聞けばいい。
私は空気を読むのは得意なんだと思う。初任給をもらう頃、同期と比較され、どっちのがいいか見られていると気づいた。だから努力した。
大学からの経験で、一度始めたら、やめて次というのが時間やお金のロスになることを知っていた。
学費を払わなくてよくなったけど、奨学金を返さなければならないし、生活費だって稼がなければならない。
そうしていろんなことがあった。お金に関していえば、私は仕事のために仕事をするようになり、お金はそれに付随するものに変わっていた。
今振り返ってそれがわかるけど、当時はそういうことは考えていなかった。
仕事仕事仕事、合間にちょっと休憩。
お金のことで社会を見たのは、その仕事を退職し、次の仕事に就いた時。
なぜ退職したのか、というのは長くなるので省略。
もらえる金額の少なさに驚いた。
どこにしても、その程度なのだ。
同じところで長年勤めていても、他のところでは新人扱い。
※注 社員の場合 派遣だともうできる、新人扱いはしないので収入がいい
それが世の中なのだ。今の仕事や立場で給与が変わり、その金額をだいたい考えて他の人はその人を評価する。
結婚した人だって、同じだ。
配偶者の仕事、収入で、世の中は見る。人柄じゃない。友達だったら、人柄を評価してくれる。世の中はそんなのは見ない。
医者だったり、弁護士だったりなら、玉の輿と言うじゃん。
ただの会社員の時、そう言わない。どこの会社かを尋ねて、それで判断する。
男性のほうだって、奥さんの家が資産家だったら、その資産家という点で、いい結婚だと言う。性格や家事能力などで見ない。
一般女性なら、顔かな。今だと職業もあるなあ。奥さんが医者だとか、看護士だとか、二人で稼げるからいいよな、になる。
だんだん私は落ちていった。つまり貧乏になった。
今の住居に5年前に転居しているが、その時もものすごく切迫した状況になった。
不動産仲介で、私はその時派遣社員で、あまりいい顔しなかった。だから先に物件を見つけておいた。私みたいなのでもOKなところ。
世の中はそういうものだ。正社員と派遣の差。同じ仕事しているのに、と思っても、待遇の差から、派遣社員は、と言われる。
派遣はできる能力があるとして仕事するから、その分時給がいい。でも世の中的には立場が弱い。3年縛りで、長く一か所で勤められない。保険なども、派遣元のもので、派遣先のものじゃない。
いわゆる消費者ローンでも、派遣だと通らないところもあるし、一時そういうところで借りて、返済が大変で、もう絶対使わないと決めている。
今のトリプルワークのいずれも、待遇・勤続年数の問題で借りられない。
それが現実なのだ。貸してほしいと思っても、借りるところは、危ないところになる。安易に借りて返済に追われるなら、最初から借りない。
お金が足らない時、スポットバイトを大いに活用していたが、あまり詳しい説明がないまま飛び込んだら、危険と隣合わせの労働だったことがあり、しばらくスポットバイトも控えていた。
そうして車の車検が来たのだ。実はその前、2年前の時もお金に困って、スポットバイトしまくった。今回、出されている求人が少なく、どれも力仕事で、応募すらできなかった。いつもそうではない。その時のタイミングで、すごく働きやすくて、時給がいいこともあった。
新しい求人を待っている余裕がなかった。
普通の人は貯金する。貯金できない人というのが何割かいて、その何割が私なのだ。多く得ていた時に、貯金しない自分に疑問を持たなかった。毎月入る給与で事足りる。未来のためにというなら、保険に入っている、それで十分。だったのだ。続けていれば、私はそのままだった。今の私はいない。
退職したことを隠していた。みんながずっと勤めると思い、やめるなとも言われていた。
派遣の収入は悪くない。月約20万弱はあって、生活費以外に十分使える。
でも気づけばお金がない。以前の収入の感覚で物を買い、生活するとそうなるのだ。月25万~30万ぐらいで生活していたようで、月20万で同じ生活したら、その差分、お金が足らなくなる。
当然の話で、普通なら、今の収入を考えて、生活を改める。
私もそうしようと思っているのに、何をどうすればというのがわからなかった。
切迫してから、生活を極端に改める。食べるものも節約料理だらけ。外食ゼロ。
しかし、切迫してからじゃ遅いのだ。だってお金はもうない。
お金がある時に、貯金しておけば、切迫した時に、そのお金を使える。
というか、私の場合、貯金に回すことを習慣とすれば、切迫するようなことになりづらいと思っている。
世の中はお金の管理ができない人を、信用できない人とみなす。
だから、お金に困っているというのを、どこにも言えない。働いても、お金がなくなるって、どこに言うの? 自分の問題でしょ、自分で考えて節約しなさい、でしょ。
よく、親、兄弟、親戚に借りるってあるけど、うちの事情から言えば、そんな頼みをするぐらいなら、消費者金融のがましだし、消費者金融だと利息もあるしで借りたくない。
ましてや友達になんて、なんで言えるの?お金の問題は見えない信用を全部落とす。プライドとかじゃなくて、友達からの信用を落とす行為だし、友達が貸してくれたとしても、返しても、それって一生つきまとう。そうして友達が友達じゃなくなる。それがわかるなら、普通の人、友達に借金なんてしない。私がお金あっても、断るね。友達ってお金貸したり借りたりする存在じゃないもん。
ちなみに私は大学からの習慣で、家計簿はちゃんとつけるのだ。だから、昔働いていた頃の収入も今わかるし、その後の収入の差を言える。
家計の管理ができないなら、家計簿つけなさい、っていうけど、つけてるんだけど?
お金がないとその家計簿を改めて見て、どこで無駄な費用が出ているかを確認する。特にないのだ、私が見ると。たとえば、お金なくても、コンビニに必要だからと安いズボン買った。それって無駄遣いになる?
スポットバイトでも、服装の規定があることがあって、それに合わせた服買ったのは無駄遣い?
高い化粧品買ったなら、ブランド物買ったなら、このせいって言える。そういうのはない。
食品で、普段買わない缶詰を買ってみた、これ無駄遣い?
たぶん、無駄遣いに入らないけど、お金がなくなると、普段買わないものなんて一切買わなくなるよね。だから、私の中では、それが無駄遣いに見える。でも数百円のもので、そのせいで…とは思えない。
予算で家賃がいくら、車のガソリン代がいくら、固定費いくら…と、振り分けると、十分やっていけることになる。でも現実ではお金がなくて困る状態になる。
高校時代の服着るぐらいなので、衣類にお金はかけない。化粧品も、こだわりがない。在宅ワーク一本の時はノーメイク。おばさんが着飾ってもなあって思ってる。
お金を借りていたことを書いたけど、返済で圧迫される。だから、今は借りれても借りない。
なんかさ、お金のこと話すと、はしたない、汚いみたいな風潮もあるよね。
だから、言えなかった。本当はどうして、って自分の中ではぐるぐる回ってた。
お金がないって、本当に切実で、支払い督促とか、支払い予定日の連絡があると、どこかに逃げたくもなっていた。
他の手段もあったかもしれない。私はこういう時はスポットバイトってやってきたから、トリプルワークになった。そうして働くということを改めて考えるようになった。
もし安易にここなら借りられる場所があって、借りたら、返すの大変だよ?
同じ切迫した状況が長く続く。今の危機から逃れたいのに、同じ繰り返しになること、しない方がいい。
だから、お金がないなら、働く。私の中ではそう。
そうして、そうやって得たお金で少し余裕ができた。そのお金をこれまでみたいにしないために貯金する。
それぞれ事情があって、消費者金融で借りたって一度はいい。私もやってみて、返済のが大変だったという経験して、もう借りないって決められる。
返済の大変さをわかってないなら、一度体験するのも悪くない。犯罪じゃないんだし。
私みたいに繰り返しじゃなく、何かで本当に一時だけって人なら、その一回でいいじゃん。返済長いけど、お金があるなら、残債一括返済もできる。
人によって、自分は貯金はするんだけど、金に困るんだって人もいるかもしれない。その人その人の、持っているものが違うからね。
お金の話って、本当、現実に露骨にできないし、こういうところで、自分はこうなんだ、こうしてみたらこうなった、って書き残して、次にはこうなった、こうすればよかった、そういう続きを残したら、誰かの役に立つかもしれない。
(私の文章、毎回長すぎて、スマホじゃ読めんー、で、役立たなくてすみません)
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