今日、職場で起きた出来事です、、、
新しく入ってきたアルバイトの方が、
この部署に自然に慣れて皆と仲良くできるように声をかけ働きやすくしてあげることが私の1番の楽しみでありますが…
午後から出勤してくる昭和世代のおばちゃまが
(障害がある人を良く思っていない、もし障害のある人や病気を持ってる女性が妊娠したならば、軽度でも中絶を即考える思考の持ち主。)
私について、
アルバイトの方に話されていたこと。
『あの人、病気なんよ。リアルで!笑わんで』
アルバイトの方)『リアル?!』と。
そのとき私の心は、とても怖くなりました。
もし本当の私を知られると築きあげた関係が壊れるんじゃないかと、、、
仲が良いおばちゃまには本当の自分を伝えたうえで仲良くさせていただいていますが、、
それ以外の方には、ただ『障害者』というだけで中身は伝えていません。
アルバイトの方に『あの人、病気だから』と話しをしていたおばちゃまを見て、、
私は『病気』じゃない。
私は生まれつきの『障害』だよ。
勘違いしないでよ!と
仲がいいおばちゃまだけではなく、
全員に『本当の自分』を伝えなければと改めて思ったのです。
どうせバレるなら、おばちゃまの口からではなく、自分の口からちゃんと自己開示してみようと決めた1日で
伝えて関係が壊れてたとしても、
嫌われていいと自分に許可を出せました。
それぐらいの覚悟で。
明日、伝えてみようと決めましたが…
ここで1度自分のことを、ここにたどり着く皆様に伝えたいと思うこと、私が感じてる、
『健常者』の皆さまは実は恵まれてて幸せ者だという気持ち卑下しないでという気持ちを伝えたいので、、、書きますね。
私は軽度知的障害者です。
広汎性発達障害があります。
現在は自閉症スペクトラムと言われています。
薬は生まれてからずっと飲んでいません。(飲まずに生活してきました。本当は飲むべきで精神科の医師からも勧められていますが、あえて飲まずに生きることを頑張るを選択しました…)
生まれたときから持っていたと言われています。
障害に気づいたのは中学生になったとき。
学校の先生が気づいてくれました。
今、私は30代後半に突入しました。
もし私が健常者で生まれていたならば、
今ごろ大好きな人と恋愛し結婚して子供を産み子育てをしている真っ最中でしょう。
今、私は誰もが知る大手企業に勤めています。
接客業で10年目になります。
健常者の世界の中で働いています。
ここまでくるのにとても大変でした。いろんな方との出会いで、お陰様で
心の成長ができたと思います。
雑談も自然にできるようになりました。
私がここで伝えたいことがあります。
私から見たらすごく恵まれているのに、なぜ
健常者の皆さんは『自分』を『卑下』するのでしょうか?
私はいつも思っていました。
健常者の方を見て『羨ましい』って。
五体満足に生まれて手もかからずに普通に大きくなって普通に保育園や幼稚園に通って、
普通に小学校に通えて普通に勉強ができて、
普通に友達ができて、普通に友達と遊べて
普通に当たり前のことができて、
普通に中学校に行って普通に難しい勉強をできて普通に恋をして普通に友達とお出かけをして
普通に部活ができて、普通に思春期を体験して
普通に高校に通えて普通に当たり前の人生のように人間らしい人生を送り青春時代を過ごし、
上下関係も横の繋がりを学ぶことができて、ケンカすることだってできる、部活で活躍もできる。
試験ということも体験でき、頭を使うことだってできる。体力があって疲れることもあまりない。たくさん、当たり前に恋愛ができて大学生生活を当たり前のように送ることができる。
なんて羨ましいことなのでしょう。
ジェットコースターみたいな人生を私も体験したかったな。
手のかからない子供でありたかった。
ちゃんと中学生生活送ってみたかった。
ちゃんと一般の高校に通ってみたかったな。
上下関係、横の繋がり学んでみたかったな。
友達を作ってどこかへ出かけたり、遊んでみたかった。
喧嘩もしてみたかった。
部活もしてみたかった。
大学生を体験してみたかった。
勉強たくさんしてみたかった。
難しいこと理解してみたかった。
正社員に体験してみたかった。
恋愛してみたかった。
お付き合い体験してみたかった。
たくさん、いろんな人と恋愛してみたかったな。
そう、私は健常者のように『当たり前』ができない。『当たり前』ができるまで時間がかかる。理解に乏しく頭がとても悪い。
人とのコミュニケーションも上手くない。
精神年齢が幼い。IQも56。とても低い。
そんな自分に生まれて嫌だった。
死のうと思ったけど死ねなかった。
死ぬ勇気がなかったの。
母に『なぜ?私を産んだの?』と責めまくった。『生まれたときは障害があるなんて分からなかったの』って母は言った。
障害が見つかった私に母は、健常者と同じように厳しく育てた。健常者よりも何倍もの厳しさで健常者に近い人間になれるように育てくれた。できないことはできるように。
本当ならできることを伸ばす親が多いけれど
あえて私の親はできないところ出来るように伸ばしてくれる教育だった。
おかげで私は今、健常者と同じように
1人暮らしをし大手企業に勤めさせていただいている。
1人暮らしの夢は叶った。
健常者に近くなっている夢も叶った。
健常者の世界の中で働く夢も叶った。
でも、まだ叶えられていない夢がある。それは人生最後に叶えたい夢である。
自分が大好きな人と(健常者の男性と両思いで)恋愛してお付き合い体験して結婚を体験して
女の子1人産んで『お母さん』というお仕事を『子育て』を体験すること。
その夢が叶っても叶わなくてもどっちでもいいと今は思える。
ただ、私が伝えたいことは、、
健常者の皆さんは、実は恵まれてて
実は幸せ者なんだっていうこと。
当たり前を当たり前のように自然にできて
当たり前のように頑張れば簡単に手に入れることができる。
才能を開花させることができて、良い大学にも通えて正社員にもなれて、ちゃんと稼ぐことができる。自分の力で。
恋愛ならば、当たり前にように紹介してもらえて邪魔されず、周りから当たり前のように応援されて祝福もされる。
大好きな人とお付き合いできて家族や友達にも自慢できる存在で当たり前のように結婚できて子供も祝福の中で産めて『お母さん』というお仕事も体験できる。
当たり前を自然に手に入れることができるって
実は幸せなことなんだよ?
なぜ、健常者のみんなは自分を卑下するの?
なぜ、マイナスに自分を責めるの?
私からしたら、すごく羨ましい人生なのに
なぜ、そんなに卑下するの?
自分に自信が持てない?持てると思うよ。
障害者よりも当たり前を自然に体験できてるのに。なぜ、そんなに自分を卑下するの?
卑下しないで。
もっと自分自身に自信を持って。
なぜなら、健常者の皆さんは恵まれてて幸せ者なんだから☆
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