兄が死んだ。自分で首を吊ってた。その日最後に話したのは俺だった。兄は聴いた「最近両親と上手くいってるのか?」俺は答えた。「上手くいってる」と。兄はずっと俺を守るために生きていた。親は悪気がなくとも言葉のナイフで心が削がれる事が多い。それに兄弟で耐え忍んでた。あの時「上手くいっていない」と答えたら生きていたのだろうか?けどそんな事言ったってただ兄を苦しめるだけだ。だから、自殺の予兆を無視した。きっと救いなのだと思ったから。
俺が出した答えは果たして正解だったのだろうか?
両親へ、きっと兄の死には貴方達も少なからず関わっていた。けれど最後の引き金を引いたのは俺です。
兄へ、ありがとうそして、ごめん。でも俺に呪いを掛けたのもアンタだよ。最期にとんでもないモノだけ置いて逝ってしまったじゃないか。
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