年齢、性別関係なくモテる君に
まんまとハマって抜け出せない。
幸か不幸か、私と君は同性だから
友達としてそばにいることが出来る。
自分でもずるいなぁって思う。
君が「彼氏が欲しい」という度に
胸がズキっとする。
「君に彼氏なんか出来なくていい」
なんて言えない。
君が一番仲のいい子と話してる時だけに見せる嬉しそうな顔が、かわいいのに憎い。
どうして私にその顔をしてくれないの?
私は君の一番にはなれないの?
って。
でも、そういうぐちゃぐちゃした気持ち
全部隠して今日も友達でいる。
そうしていればもしかしたら、いつまでも
君と一緒に生きていられるかもしれない。
私が堪えきれなくなってつい「しにたい」と
言ってしまった時、
なんの躊躇いもなく
「無理」
って返してくれたのは後にも先にも君だけ。
ただただ純粋に嬉しかった。
もう少しだけ生きてみよう、
君が私のことを忘れてしまうまでは
生きてみよう。
そう思えたよ。
だから、いつか、ちょっとでいいから、
私を見てくれたら嬉しいな。
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