私は7割程度KP(=GM。ゲームマスター)をする人間なのですが、
準備やら何やらが大変で疲れてしまいました。
でも卓したい(=TRPGで遊びたい)んですよね……
KPのやること
①シナリオの読み込み(出来るだけ覚える。どこに何が書いてあったか位は覚えておく)
②NPCへの理解を深める(NPCになりきるので、キャラクター造詣を深める)
③シナリオギミックの把握
④場面に適した画像/BGM/効果音の用意
⑤PL(=プレイヤー)の作ったキャラクターを把握する
⑥可能なら配信や動画を見てシナリオの流れを把握しておく
⑦(これはPLもだけど)当日は数時間ほぼぶっ通しでの通話
⑧PLの動きに合わせて時にはアドリブで対応
ずっと言っていることですが、私は飲んでいる薬の影響で記憶力が怪しく、①②③⑤がキツいです。でも書いた通り「記憶する」ってKPのやることのほとんどなんですよね。
あとはシンプルに体力が落ちているので⑦がツラいです。短ければ2,3時間、長いと数日に分けて20時間とかもあります。
アドリブも苦手of苦手なので⑧もヤバいです。これはもう、可能な限りPLの動きを想定して事前にシナリオに書いておくしかないんですよね。その結果、①もただ読むだけじゃなくてメモ的な書き込みを大量にする羽目になります。PDFをWordに書き起こし、その上で追記します。口調もそのまま読めるように敬語に書き換えながら……大変です。
こんなに大変なのになんで遊ぶの?って思った方も多いかと思います。私もそう思う。
でもTRPGにはこれらの大変さを凌駕できるほどの楽しさがあるのです。
"私"が主役になれる物語。
それがTRPGだと思っています。
ゲームのように選択を自分で決められる劇、とでも言いましょうか。
大まかなシナリオは決まっていますが、その中で何をするか、どんな台詞を紡ぐかは「私」が決められます。
そしてKPはその紡がれた物語を最前席で見られます。
PLの、PLがなりきってるキャラクターの、感情を生で浴びられる感動と言いますか。
多分KPをすることの感動は、やったことのある人にしか伝わらないと思いますし、人によってはただ大変で終わってしまうかもしれません。
でも私はKPが好きです。どうしようもなく大変で疲れるけれども、KPがやりたい。
最近疲れちゃって予定入れてなかったけど、またやろうかな。
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